ブランデーに半年浸けたサクランボに砂糖衣(フォンダン)を付け、テンパリングしたチョコレートでコーティングして、チェリーボンボンを作りました。テンパリングとは、一度溶かしたチョコレートを再び固める時に必要になる作業です。テンパリングをしないと、固まらなかったり、艶が無くなったりするようです。
材料 30個くらい
サクランボ | 適量 |
ブランデー | サクランボが隠れる程度 |
フォンダン | |
グラニュー糖 | 150g |
水あめ | 5g |
水 | 砂糖が浸る程度 |
キルシュワッサー | 5cc |
シロップ | 5~10cc |
チョコレート | 300g |
【関連リンク】
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チェリーボンボンの作り方
サクランボをウイスキーに浸ける準備をします。流水で表面の汚れを落とし、キッチンペーバーで余分な水分を拭き取り、木と繋がっていた部分を、キッチンバサミで切ります。 |
密封できる容器にサクランボを詰め、ブランデーをサクランボが隠れるくらい流し入れます。 |
ブランデーに約半年付けたサクランボです。キッチンペーパーで表面の水分を綺麗に拭き取ります。 |
フォンダンを用意します。砂糖と水あめを加熱し、バットや熱に強い平らな台の上に出して、少し冷めたら一気に練って白く糖化させ、ひとまとめにします。市販の物を使ってもいいですが、意外と簡単に出来るので、作ってみてください。 フォンダンの作り方 |
ひと塊になったフォンダンに、シロップとあればキルシュワッサーを加え、湯煎などで人肌くらいまで温めます。 |
フォンダンが液状になったらサクランボに付けます。今回上の方まで付けてみましたが、溶けて液状になり始めると、茎の部分から少し漏れたのもあったので、半分位まででいいと思います。 |
チョコレートをテンパリングします。今回のテンパリングの方法は、チョコが入っていた袋の後ろに書いてあった通りにしました。チョコレートの種類によってテンパリングの温度が変わるようなので、注意してください。板チョコを溶かしやすいように、刻んでおきます。 |
溶かしたチョコを冷やすための冷水(15℃)を用意しておきます。 |
刻んだチョコを60℃のお湯で湯煎します。湯煎のお湯を沸かした容器より、一回り小さなボールに刻んだチョコを入れます。刻んだチョコを入れたボールごと湯煎用のお湯に入れて、チョコレートをゆっくり溶かします。 |
湯煎したチョコレーが溶け始め、チョコの温度が45℃になるまで温めます。 |
45℃になったら、用意しておいた冷水に浸け、チョコレートが25~26℃になるようにゆっくり混ぜながら冷やします。 |
26℃になったら、34℃のお湯が入ったボールに浮かべ、チョコを30℃くらいに保ちながら使います。 |
フォンダンを付けたサクランボの底にだけチョコを付けて、土台を作ります。一通り土台を作ったらチョコで全体をコーティングします。 |
完成
フォンダンの完成です。 |
常温で10日くらい置いておきました。中のフォンダンが溶けているので、口の中に甘い汁が一気に広がり、とても美味しかったです。 |