カラスミ (鱈の卵巣)
カラスミは、本当はボラの卵巣を塩漬けした後、塩抜きして天日干しで乾燥させたものなんですが、ボラの卵が手に入りにくいので、タラの卵巣で作りました。
カラスミは、本当はボラの卵巣を塩漬けした後、塩抜きして天日干しで乾燥させたものなんですが、ボラの卵が手に入りにくいので、タラの卵巣で作りました。
カラスミの作り方
飽和水を作ります。 ※飽和水とは、水に塩などを溶かしたときに、底に残ってもうそれ以上溶けない状態のことです。 |
1日目 434g 今回使った鱈の卵巣です。 |
飽和水の中で、竹串を使って血抜きをします。血抜きをするとき、太い血管に小さく穴を開けて、竹串でその穴に向かって優しくしごきます。 |
キッチンペーパーで水分を拭き取ってから、卵巣に対して15%の塩を全体に擦り付けます。 |
キッチンペーパーで包んで、軽く重石を乗せ、冷蔵庫で1週間塩漬けにします ※水分が出ますので毎日、キッチンペーパーを取り替えます。 |
2日目 373g (-61g) |
3日目 355g (-79g) |
7日目 325g (-109g) |
密封できる袋に、塩漬けした卵巣と、卵巣がしっかり浸かるくらいの酒を入れて、冷蔵庫で2時間くらい塩抜きします。 |
塩抜きが終わったら、キッチンペーパーで水分を綺麗に拭き取ります。 |
天日で10日~2週間くらい干します。 ※夜や天気が悪い日は、冷蔵庫で乾燥させます。冷蔵庫に入れる時に軽い重石を乗せておくといいです。 |
天気がよく無かったため、3週間かかりました。 |
完成
カラスミの完成です。 |