贅沢に土佐文旦の果肉だけを使いました。苦味が少なく甘酸っぱいジャムに仕上がりました。
文旦ジャムの作り方
文旦の横を包丁で一週させて、切れ目を入れます。切れ目に指を入れて皮を剥がしていきます。 |
半分皮が剥けました。同じように、切れ目に指を入れて皮を剥きます。 |
皮を剥いて、中綿と種を取り除き果肉の重さを量ります。重さを量ったら、果肉の重さに対して40%の砂糖を準備します。種にはペクチンが多く含まれているので、煮る時に一緒に入れて使いますので、捨てないでください。 |
水分を出して煮やすくするため、果肉に砂糖を混ぜて、常温で1~2時間くらいおきます。 |
残しておいた種をお茶パックやガーゼになどに入れて包んでおきます。 |
鍋に砂糖を混ぜた果肉と種を入れ、好みの固さになるまで煮詰めます。煮始めは砂糖が焦げ付かないように、こまめに鍋を揺すりながら加熱します。ジャムは冷めると固まりますので、煮詰め終わるとき、少し緩めでも大丈夫です。 |
完成
文旦ジャムの完成です。 |
備考
文旦を小さくしたような形をしているグレープフルーツは、オレンジと文旦を掛け合わせて出来た品種だとされています。グレープフルーツは文旦より酸味とほろ苦さがあります。このグレープフルーツに文旦を掛け合わせた物が、スウィーティーと言う品種になります。また、文旦と真夏を掛け合わせたものが、スルガ甘夏です。いろいろな品種と合わせることで、多様な味わいが楽しめるんですね。 文旦の種や中綿には、とろみを付けてくれるペクチンが多く含まれているので、捨てないで一緒に煮ました。へクチンが少ない果物、例えばキウイやメロン、梨などでジャムを作る時は、市販のペクチンパウダーを使うといいようです。 |
文旦マーマレードの作り方 |