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いちご酒の作り方

初めてのいちご酒作り。赤く綺麗ないちごを贅沢に使いました。もちろん、浸けていたいちごは砂糖を加えてジャムにします。もったいない精神です。

いちご酒


材料

いちご 500g
氷砂糖 100g
ホワイトリカー 35度  900cc

2リットル以上の容器が必要になります。

【関連リンク】
いちごのレシピ


いちご酒の作り方
保存ビンがゆったり入るくらいの大きな鍋で、沸騰消毒をします。沸騰したお湯に入れると、割れてしまうことがあるので、必ず水から茹でてください。
いちごは水で洗い、ヘタを取り除きます。
ヘタを取ったいちごは、ザルなどに乗せて余分な水分を切ります。時間が無い方はキッチンペーパーで水気を拭き取ってください。
煮沸消毒した保存ビンに、水気を拭き取ったいちごと氷砂糖、ホワイトリカーを入れます。
今回使ったいちごを糖時計で測ってみたら、糖度7度でした。糖度7は、だいたいポカリスエットと甘さと同じくらいになります。

保存

翌日の様子です。もう、いちごの色が溶け始めています。1週間位で飲めるようになりますが、熟成には1ヵ月くらい必要になると思います。
1週間後です。いちごを取り出しました。色が溶け出てきれいなルビー色に染まりました。匂いはまだ弱く、いちごの味はしますが、アルコールが強く尖っているような感じです。まだまだ熟成が必要だと思いました。
いちご酒を糖度計で測ってみたら、糖度16度でした。ブルガリアの飲むヨーグルトの甘さと同じくらいになります。
取り出したいちごは、白く燃え尽きた~って感じになっていました。はっきり言って、キモチ悪い・・・でも、捨てるのはもったいない!と言う事でジャムにします。砂糖はいちごに対して40%と、りんごペクチンを砂糖と同じ量を使いました。
いちごを煮ていると、赤い色が復活しました。お酒の匂いが無くなるまで、中火で煮詰めた後に、りんごペクチンを入れました。見た目はしっかりいちごジャムです。
生のいちごから作ったジャムと比べると、やはり味は少し劣りますが、ちゃんといちごジャムの味になっていました。りんごペクチンは無くてもジャムになります。煮詰める時間を長めにするといいです。

完成

3ヶ月後の個人的評価は、 すごく美味しいです。いちごを引き上げたばかりの時は綺麗なルビー色でしたが、3ヶ月経った今は、少し深みが出てワイン色になりました。味もアルコールの尖った感じも無くなり、まろやかになりました。いちごの香りと味がしっかり出ています。レモン汁を入れて飲んでみたら、スッキリとした感じになったので、いちご酒にはレモンを入れて作った方がいいかもしれません。

備考

果実酒の中でも人気があるいちご酒。一番人気はやっぱり梅酒だと思います。美味しいと分かってるれば安心して作ることが出来ます。いちご酒もそうですが、時間をかけて熟成させる程に美味しくなるのが果実酒です。待ちすぎて作ったことを忘れてしまう、なんてこともありました。
浸けていたいちごをジャムにするときに使ったりんごペクチンは、とろみを出すためのものです。いちごだけでなく、メロンや梨などのペクチンが少ない果物をジャムにするときにも使います。りんごペクチンは柔らかくなってしまったものを使うといいです。りんごをレモン汁を加えた水で、コトコト煮詰めて絞ったりんごエキスがりんごペクチンになります。使う前にどのくらいの固さになるか確認してから使います。
りんごペクチンりんごペクチンの作り方

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