新巻鮭
年末に贈り物として人気がある新巻鮭の作り方です。今回使った鮭はメスで新巻と同時に、筋子といくらの醤油漬けを作りました。
新巻だけを作りたいのであれば、値段も安く、お腹の肉も厚いオスの方がいいと思います。また新巻鮭を作る時、最高気温が10度以下の乾燥した冬の時期でないと、作れません。
年末に贈り物として人気がある新巻鮭の作り方です。今回使った鮭はメスで新巻と同時に、筋子といくらの醤油漬けを作りました。
新巻だけを作りたいのであれば、値段も安く、お腹の肉も厚いオスの方がいいと思います。また新巻鮭を作る時、最高気温が10度以下の乾燥した冬の時期でないと、作れません。
新巻鮭の作り方
生鮭のヌメリを採るために、タワシを使って軽く全体を洗います。 ヌルヌルしているので、軍手を使うと作業しやすいです。塩漬けした後に綺麗に洗うので、ここでは軽く流します。 |
鮭のお尻に包丁を入れ(包丁の刃が上を向くように)、胸に向かって裂いていきます。 |
少し刺して包丁を持ち上げるような感じで裂いていきます。 深く刺してしまうと、卵に傷が付いてしまいますので注意深く捌いていきます。キッチンバサミで切ると楽に切れるかもしれません。 |
裂いたお腹から、卵と臓物を取り出します。 筋子 (塩漬け)の作り方 いくらの醤油漬けの作り方 |
エラを取ります。 手で引きちぎれます。 |
卵と臓物を取り出したら、鮭の中骨に沿って張り付いている腎臓(血合い)”めふん”を取り出します。このめふんが残っていると生臭くなりますので、綺麗に洗い流します。 この”めふん”を塩辛にして食べる事も出来るようですが、我が家では食べないので捨てちゃいます。 |
塩をまぶしていきます。鮭の身は柔らかいので、軽くなでるように塩を摩り込みます。 |
塩をまぶすと言うより、塩の中に鮭を入れるような感じで、鮭の顔やエラの所にもしっかりと塩をつけます。 |
~ここがポイント~ 知り合いの魚屋さんに教えて頂きました! 塩をまぶした鮭を、水分が抜ける容器に入れ、軽く重石をして1週間漬け込みます。 |
鮭に塩をまぶし、重しをすると鮭から水分(ドリップ)がでます。この水分を逃がすため、鮭を買ってきたときについてきた発砲スチロールの箱(下の四隅に穴が開いています)を使用しました。重しは、ビニール袋に2リットルくらいの水を入れました。 |
1週間後。水分がいくらか抜けて、身が少し締まっています。ここで残っている塩を洗い流します。 |
塩を洗い流したら一晩水に晒し、塩分を少し落します。 |
一晩水に晒した鮭を、ここで綺麗に洗います。 |
干すための紐を通します。エラから紐を通し口から出します。 |
同じように、もう片方の紐もエラから通して口から出します。 |
鮭のお腹の部分に風が通りやすいように、割り箸などでお腹が開くようにして、風通しの良いところで1週間干して完成です。 干し加減は、背中部分の弾力がソーセージのような硬さになってくれば完成です。風通しが悪いところだと、1週間以上かかります。 |
完成
新巻鮭の完成です。 新巻鮭の捌き方 |
作り立ての新巻鮭を、定番の焼き魚で頂きました! |
説明動画も作ってみました。