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乾燥かんぴょうの作り方と戻し方

かんぴょうの作り方は至って簡単!原料の夕顔の実をひも状に剥いて乾燥させるだけで出来ます。出来たかんぴょうは水で戻して煮て、かんぴょう巻きや煮物など、幅広く使うことが出来ます。


材料(原料)

夕顔  適量

【関連リンク】
夕顔のレシピ
乾物のレシピ


かんぴょうの作り方

小さ目の夕顔を丸ごと1本買いました。小さ目と言っても長さが50センチ以上ありました。
約1cm幅で輪切りにしていきます。
緑色をした部分が全部取れるように、少し厚めに皮を剥きます。
皮を剥いた夕顔を、薄く桂むきにしてきます。厚くなるとブツブツと途中で切れやすくなります。逆に薄すぎると煮物にしたときに崩れやすくなります。剥くときに夕顔をまな板に立てて、固定して剥いてもいいです。焦らずゆっくり少しずつ剥いてください。
種のあるフワフワした部分の手前まで剥きます。夕顔を丸ごと買って作る場合、種の入りが少ない上と下の部分を使うと、剥きやすく量も採れます。
切り終わったら麻ひもを用意します。100均で売っていたのでこれを使いました。園芸用の棒などを使ってもいいのですが、乾燥するとくっついてしまうので、紐を使った方がいいです。
麻ひもに重ならなないようにかけて干します。晴れている日なら1~2日で乾燥します。しっかり乾燥したら、ゆっくり紐から外します。

完成

かんぴょうの作り方自家製かんぴょうの完成です。

かんぴょうの戻し方

作ったかんぴょうの戻し方です。市販の漂白されているかんひょうの戻し方と少し違います。
  1. 干しているときに付いたホコリなどを洗い流したら、5分くらい水に浸けておきます。この浸けている水はだし汁として使うことが出来ます。
  2. 新しい水に戻し終わったかんひょうを入れて、柔らかくなるまで優しく揉み洗いします。柔らかくなったら水を捨て、軽く洗い流します。昆布巻きや巾着などの紐として使う場合は、ここで水分を絞って幅を細くして使います。
  3. 沸騰したお湯に入れて、好みの固さになるように茹でます。目安は10分~15分くらいになります。
戻したかんひょうは冷凍保存が出来ます。使いたい料理の長さに切り、小分けにしてから保存袋に入れます。完全に凍ってしまう前に、一度揉んでほぐしておくといいです。
かんひょうの戻し方漂白されている、かんぴょうの戻し方

かんひょうの甘辛煮の作り方

戻し方の2番までは同じ手順です。
  1. 揉んで柔らかくなったかんぴょうを絞って余分な水分を切ってら、好みの長さに切ります。
  2. 調味料が入っている鍋に入れて、水分が少なくなるまで煮詰めます。
調味料の分量(乾燥かんひょう30g)
醤油、みりん、砂糖が各大さじ3、水300ml、顆粒のだしの素が2gになります。
かんひょうの甘辛煮

かんひょう巻きの作り方 (米2合分)

  1. すし酢を作ります。酢50g(50ml=大さじ3と小さじ1))、 砂糖12g(小さじ4)、塩5g(小さじ1)を混ぜ合わせて、砂糖と塩を溶かしておきます。
  2. ご飯にすし酢を2~3回に分けて、切るようにご飯と混ぜ合わせます。酢飯が出来たら乾燥しないように、濡れ布巾などを被せて1時間くらい味を馴染ませます。時間をおくことで、余分な水分が飛び、味も落ち着きます。
  3. 全形の海苔1枚を縦半分に切ります。
  4. 海苔の表面が綺麗な方を下して、巻きすにおきます。
  5. 約80gの酢飯を、海苔の奥の方(巻き終わり)を1㎝、もしくは指1本分くらい残して広げます。具材の大きいカッパ巻きや鉄火巻きなどの時は、少し酢飯を減らします。酢飯を手で掴む時、酢と同量の水を合わせた手酢(手水)を手に付けておくと、酢飯が手に付きにくくなります。
  6. かんひょうの甘辛煮を軽く絞って余分な水分を切ってから、酢飯の中央に置きます。
  7. かんひょうが中心になるように巻きすを起こし、巻き始めの部分を酢飯の最後の部分に合わせるようにして、具材を巻き込みます。
  8. 巻き終わったら6~8等分に切り分けます。
余ったかんひょうの甘辛煮は冷凍保存が出来ます。1食分ずつラップで包み、凍りやすいアルミのバットなどに乗せて凍らせます。凍ったら保存袋に入れて保存します。
かんひょう巻き

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