Home > 乾物 >

よもぎの保存法(乾燥よもぎ・よもぎ粉の作り方)

清涼感のある和製ハーブとも呼ばれているよもぎ。しっかり乾燥させれば、長期保存ができます。乾燥させたよもぎは、粉砕して草だんごやよもぎ饅頭などのスイーツに使うことができます。粉砕しない乾燥よもぎは、よもぎ茶などにして使います。


材料

生のよもぎ  適量

【関連リンク】
よもぎのレシピ
乾物のレシピ


乾燥よもぎの作り方

水で洗って汚れやゴミなどを取ります。洗ったあとは良く振って水気を飛ばします。
茎は固いので使いません。なので、葉だけ摘み取ります。
重さを量って見たら、74gありました。
蒸し器の蓋を布巾で包んで、雫が葉に落ちないように露止めをします。
蒸気が上がった蒸し器に入れて、強火で30秒くらい蒸します。長く蒸していると色が悪くなります。
蒸し終わったらザルに広げ、カラカラになるまで天日で干します。
乾燥よもぎの完成です。

よもぎ粉の作り方

乾燥前、74gあったよもぎが、9gまで減りました。
しっかり乾燥させたよもぎを、ミルサーに入れて粉砕します。
目の細かい網に取り出し、軽く叩きつけるようにして粉を落とします。繊維(もぐさ)が白っぽくなるまで、何回か粉砕と濾す作業を繰り返します。
よもぎ粉の完成です。
残った繊維です。ふわふわして綿のようです。
9gの乾燥よもぎから、5.8gのよもぎ粉が採れました。

備考

よもぎの葉を摘むのは手間ですが、よもぎによく似てる草、毒性のあるトリカブトと間違ってないか、別の草が混ざっていないかなどを確認することが出来ます。トリカブトとよもぎの違いは、産毛の有無で分かります。よもぎには葉の裏や茎に白い産毛が生えていますが、トリカブトには生えていません。また、香りでも見分けることが出来ます。よもぎはお線香のような匂いがしますが、トリカブトは臭いません。もし間違っていたら、皮膚や粘膜からも毒が吸収されるので、すぐに手を洗うようにしてください。
乾燥させたよもぎを、ミルサーで粉砕したあと、粉だけを取り出しましたが、濾さずにそのまま使うことも出来ます。使い方は水に浸して戻し、水気を絞ってから他の材料と合わせます。粉だけだと、戻す作業をしなくていいし、綺麗に混ざります。最初に楽をするか、後でするかの違いになります。あと、嵩が減るので保管するのに便利です。

Home > 乾物 > よもぎの保存法(乾燥よもぎ・よもぎ粉の作り方)



Return to page top