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よもぎ茶の作り方と飲み方

暖かくなり始めた頃に芽吹いた、よもぎの新芽の葉だけを蒸して乾燥させた、手作りの乾燥よもぎで、美味しいお茶の葉にしました。


材料

乾燥よもぎ   適量

【関連リンク】
よもぎのレシピ


よもぎ茶の作り方

流水でよもぎの汚れとゴミを取り除いたら、良く振って水気を飛ばします。そして茎は使わないので、葉だけ摘み取ります。
蒸し器の蓋を露止めのため、布巾で包みます。露止めをしないと、蓋に付いた蒸気が雫になって、下に落ちて水っぽくなってしまい、乾燥しにくくなります。
蒸気の上がっている蒸し器に入れて、30秒くらい蒸します。
蒸しあがったら、すぐにザルなどに広げて乾燥させます。分量にもよりますが、天気の良い日なら1日で乾きます。天気が悪い時は、室内で2~3日くらいです。
乾燥した状態です。カラカラになるまで、しっかり乾燥しています。
フライパンにそのままよもぎの葉を入れ、弱火で焦げないように煎ります。軽く色付く程度、10分くらい乾煎りしました。
茶葉の完成です。

よもぎ茶の淹れ方・飲み方

出来た茶葉をお茶パックに詰めます。なければそのままでもいいです。
1リットルの水に、5gの茶葉を入れて加熱します。沸騰してから弱火にして、1~2分くらいそのまま煮ます。
急須で淹れる時は、急須のサイズを確認してから茶葉を入れるといいです。
よもぎ茶の完成です。

備考

よもぎ茶には血行促進、発汗作用があると言われています。利尿効果もあるので、デトックス効果も期待できるようです。
我が家では乾煎りするときは、古くなったフライパンを使っています。フライパンの種類によっては、傷む原因になるものもあるようです。以前は中華鍋にアルミホイルを敷いて、使っていました。使い終わったらすぐに水に浸けず、温度が低くなってから洗うようにしていました。
乾燥させたよもぎの葉を煎って淹れたお茶は、香ばしさがあって普通のお茶に近い感じの味になりました。そのままので淹れた方は、よもぎ特有の清涼感があるように感じました。どちらの茶葉を使っても、熱いうちはよもぎの味が薄いような気がしますが、冷めるとしっかりよもぎの味が感じられました。また、色も濃くなって見た目にも渋そうだと分かります。なので、飲みなれていない方は、煎った茶葉で熱いうちに飲んだほうがいいと思います。
急須で淹れる時、1杯分(1人用)なら150ccくらい、2杯分(2人用)なら300ccくらい、3~4人用なら400~500ccくらいが目安になります。使う茶葉の量は、1gあたり60ccくらいがいいと思います。2杯分なら5gになります。ちなみに、下の写真は左が煎った葉で煮出したもので、右がそのままの葉を急須で淹れたものです。

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