燻製チカ
ワカサギによく似ている魚で、北海道や三陸海岸以北の本州、サハリン、千島列島の沿岸に生息しているそうです。以前はワカサギと混同して販売される事もあったそうですが、現在ではきちんと区別されて販売されています。小骨がワカサギよりも少し硬いので、チカの方が若干安価なのだそうです。
今回は捌かれた状態で販売していたチカを購入してきまして、簡単に塩を振って熱燻で燻してみました。予想通りにおいしく仕上がりました。
ワカサギによく似ている魚で、北海道や三陸海岸以北の本州、サハリン、千島列島の沿岸に生息しているそうです。以前はワカサギと混同して販売される事もあったそうですが、現在ではきちんと区別されて販売されています。小骨がワカサギよりも少し硬いので、チカの方が若干安価なのだそうです。
今回は捌かれた状態で販売していたチカを購入してきまして、簡単に塩を振って熱燻で燻してみました。予想通りにおいしく仕上がりました。
燻製チカの作り方
天ぷらにして食べることが多いようですが、今回は熱燻で燻してみました。 開いた状態で販売されていたチカを購入しました。 |
風乾
パックから取り出したチカの表面の水分をキッチンペーパーでふき取り、上から塩を振り掛けました。 塩の量は感でこんなもんかな・・という感じで決めています。 |
網の上にならべて風乾です。 扇風機の風に1時間ほど当ててから燻しました。 |
今回熱燻に使った鍋です
我が家で熱燻するときに使っている鍋です。10年ほど使ったステンレスの鍋を燻製用としておろして使っています。 内径24センチ、深さが約11センチある鍋です。以前は中華なべを使っていましたが、中華なべの場合、底が浅いため素材が火に近すぎるので、最近はこの鍋を主に使っています。 |
蓋を取った状態の写真です。 |
鍋の底にアルミホイルで作った皿を置いて、その中にスモークチップを乗せています。さらに五徳を置いてその上に素材を乗せる網を置いてあります。 燻す素材によっては脂が落ちる場合も有りますので、その場合は五徳の上にアルミホイルを置いて受け皿にして使っています。 |
燻製
コンロに火をつけて強火でスモークチップから煙が上がるのを待ちます。2~3分後、煙が上がってきますので、チカを乗せた網を鍋にセットします。 チカそのものが小さいため、火はすぐに通りますので、燻す時間は5分程度で良いと思います。 |
煙が盛んに上がるようになったらコンロを中火~弱火にセット(煙がとまらない程度)し、鍋に蓋をして5分間待ちます。 これは5分後の状態です。 使用する鍋によって時間はまちまちですので、ここで書いてある時間は目安として見てください。実際は、何度かなべの蓋を開けてチカの状態をチェックしながら燻すようにします。 |
完成
これで完成です。 このチカの熱燻製は熱いうちに食べるととても美味しかったです。 短い燻製でさっと付けた弱い燻製の香りが良かったかもしれません。 もちろん冷めてもおいしく食べられます。 |