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たくあんの燻製

たくあんの燻製

いぶりがっこと言えば秋田の有名な大根の漬物なのですが、今回はなんちゃっていぶりがっこを作ってみました。
いぶりがっことは、大根を漬物としてつける前にゆっくりと時間をかけて燻煙し、干したものを塩と糠で漬け込んだたくあんの事を言います。
なかなかこの工程は設備と時間の問題もあって素人では難しいものがありますので、本来の作り方とが順序が逆になりますが、市販のたくあんを燻製にしてみました。本物のいぶりガッコとは作り方が全く違います。味や食感も全然違いますが、とってもおいしくできました。

たくあんの燻製


材料
市販のたくあん  1本

スモークウッド さくら

燻製時間4時間
温度20℃前後の冷燻製
冷燻法

【関連リンク】
大根のレシピ





たくあんの燻製

スーパーで購入したたくあんです。スモーカーにセットできるサイズにする為半分にカットしています。
水洗いした後、キッチンペーパーで水分をふき取り1時間ぐらい表面を乾燥させます。

この燻製に使用した道具

スモーカーはSOTOのいぶし処を使いました。
中ぐらいの大きさの箱型のスモーカーで、温燻製や熱燻製、そして冷燻製にも使える万能なスモーカーです。
寒い時期なら火のついたスモークウッドをスモーカー内に入れて燻しても燻製器内の温度はそれほど上昇しません。
今回は外気温5度前後の日でした。スモーカー内に火のついたスモークウッドを入れておいても温度は15度前後を保っていました。

この燻製に使ったスモークウッドです。
SOTO社から販売されている製品でこれ1個で1時間30分から2時間前後燻すことができます。
ここではこれを2個使って約4時間燻煙しました。

燻煙

スモーカーにたくあんをセットしスモークウッドに点火します。
後はひたすら待つだけです。

完成

本物のいぶりがっこはもっともっと水分が飛んでいるので、このたくあんとは全く別物です。
これでも十分風味が出ていてとてもおいしかったです。
味噌漬け大根を燻してもとても美味しくなります。
味噌大根の燻製

燻しの工程まで済ませた大根は秋田に行けば市販されているとの事ですが、いつか必ず正規の手順でいぶりがっこ作成に挑戦してみたいです。




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