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鮭トバ燻製の作り方。塩サケ切り身を使って簡単スモーク

塩鮭のトバ風燻製

切り身で販売されている塩鮭を使った燻製です。トバ風に仕上がって酒のつまみに最高です。
気温の低い冬季限定で、手間はかかりますが、作ってみる価値はあると思います。普通の鮭とばは火は使わず生のまま乾燥させますのでここでも切り身に熱をかけないように冷燻製で作っています。


材料

塩鮭切り身 甘塩 6切れ

スーパーで購入した時点で塩味がついていますので、塩漬けの作業はありません。

スモークウッド さくら

5~20℃前後の冷燻法です。
おそらく冬の気温が低く乾燥した時期にしか作ることは出来ないと思います。
燻製時間8時間

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塩鮭のトバ風燻製

スーパーで購入した塩鮭です。
これから水分を飛ばしますので、塩味も凝縮されます。なので甘口の塩鮭を選んでいます。

下ごしらえ

完成後、食べやすいようにこの段階で骨をとっておきます。

風乾

すでに味がついていますので、このまま風乾燥します。
気温の高い時期はピチットシートを使って脱水しますが、今回、気温5度前後の季節ですので、扇風機を使って乾燥させました。とりあえず24時間です。

この燻製に使用した道具

ユニフレーム社のフォールディングスモーカー600という製品です。
我が家では主に冷燻製や温燻製に使っていますが熱燻製にも使える万能な燻製器です。

この燻製に使ったスモークウッドです。
SOTO社から発売されているさくらのスモークウッドで、これ1本で1時間30分~2時間程度燻すことができます。
今回は冷燻製ということで煙が食材に乗りにくいため、これを4本つかって約8時間燻しました。

鮭の切り身6切れに対してこのスモークウッド4本はコスパが悪すぎますので、これを作る場合は燻製器内に満載するぐらいの切り身で作ると良いと思います。
(乾燥させれば日持ちしますので・・)

燻製

自然乾燥ならもっと時間がかかるでしょうが、さすが扇風機です。鮭の油がしみ出てはいますが、表面の水分はしっかり飛んでいます。
さくらのスモークウッドに火をつけ、このまま8時間の冷燻製です。途中、燻製器内の温度が上がらないように、氷をビニールの袋に入れて庫内に置いておきました。

風乾

煙くささを落ち着かせ、さらに乾燥させる為、燻製が終わった後、1週間ほどさらに風乾燥します。

完成

塩鮭のトバ風燻製
燻製後、1週間乾燥させて、ここで完成としました。
燻製の風味の効いたとてもおいしいトバ風の酒肴です。シンプルな味付けですがとてもおいしかったです。
そのまま千切って食べてもよし、すこし炙るともっと美味しくなります。



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