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炊飯器で作る、半殺し(おはぎ)の作り方

もち米とうるち米を混ぜて炊いたご飯を、粒が半分だけ残るように潰して作ったおはぎのことを、「半殺し」と呼んでいるようです。ご飯によもぎ粉の粉を加え、中にあんこを詰めて春の風味が味わえる半殺しにしました。

半殺しの作り方


材料 1合分

うるち米 75g
もち米 75g
乾燥ヨモギ 2g
漉し餡 15×4  60g
きな粉  適量
少々

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半殺し(おはぎ)の作り方

うるち米ともち米を合わせ、普通のご飯を炊くときと同じように洗い、1合の水位に合わせて水を加え、30分ぐらい置いてから炊きます。
乾燥ヨモギは水で戻し、キッチンペーパーなどで水を切っておきます。乾燥ヨモギはそれぞれ戻し方が違いますので、それぞれの戻し方で戻してください。
餡子は15gずつ丸めておきます。
炊き上がったご飯をすりこ木で、半分くらい粒が残るように潰します。すりこ木棒は水で濡らしてから使うと、ご飯が付きにくくなります。潰し終わったら水で戻したヨモギを加え、よく混ぜ合わせます。
ご飯を4等分にして、丸めておいた餡子を包みます。
塩を少々加えたきな粉を全体にまぶします。

完成

半殺し(おはぎ)の完成です。

備考

ご飯の粒が半分残るようにしたものが「半殺し」なら、粒を全部潰して作る「全殺し・皆殺し」と言う危ない呼び方のおはぎもあります。粒を全部潰した全殺しは、関西や北陸地方で食べられる「あんころ餅」になります。あんころ餅は、大福とは逆の餡子で餅を包む形になっています。地方によっておはぎの形もいろいろに変化することが分かりました。

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