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笹だんごの作り方 (半生種)

笹だんご (半生種)

粉類を全部入れてから蒸して作る全蒸しとは別に、上新粉だけを先に蒸してから、もち粉・小麦粉・砂糖を加えて、再度蒸しあげる半生種法があります。今回は半生種法の作り方で作りました。

笹だんご (全蒸し)


材料 5×8cm 2個分

上新粉 25g
もち粉 20g
小麦粉 2g
お湯 70℃  15cc~
20cc~
砂糖 5g
餡子 20g×2個  40g
乾燥ヨモギ 3g

【関連リンク】
上新粉のレシピ
もち粉のレシピ
だんごのレシピ
信越地方の郷土料理



笹だんご (半生種)の作り方

笹の葉は、水で綺麗に洗っておきます。市販の笹の葉を使いました。生笹は茹でてから使います。
餡子は個数分丸めておきます。
上新粉に70℃のお湯を少しづつ入れ、耳たぶくらいの柔らかさにまとめます。粉のメーカーによって水分の収集率が違いますので、様子を見ながらお湯を加えてください。
耳たぶくらいの柔らかさになったら、適当な大きさに分け、平らにして強火で5分蒸します。蒸すときは、濡れ布巾を敷き、蓋には雫が落ちないように露止めの布を被せて蒸します。
蒸しあがったもち粉と、ヨモギ、砂糖と混ぜ合わせてから、小麦粉と水を加え耳たぶくらいの柔らかにまとめます。
生地を個数分に分けて、餡子を包みます。
笹の葉は中表にして団子をおきます。
2枚目の笹も中表にして、団子の上に被せます。
団子を笹の葉で包み、キャンディを包むように両端をねじります。
初めに左側のねじった部分からスタートします。イグサの端を10cmくらい残して、2回巻きます。
2回巻き終わった写真です。
2回巻き終わったら、反対側のねじった部分にイグサを持っていきます。最初に左側で巻いた回転方向と、逆になるように巻きつけます。
2回巻きつけた写真です。
右側を2回巻き付けたら、イグサの両端を写真のように、団子の中央で交差させます。
交差させたら、胴体を締めるようにイグサを2回転分巻きつけます。
2回転分巻きつけた写真です。
スタートの時に10cm残しておいた方のイグサの端を、胴体を巻きつけたイグサの下に、結び目が出来るように、1回通します。
仕上げの結びです。長いほうのイグサで、輪っかを作ります。
作った輪っかに、もう一方のイグサを半分に折って輪に半分通します。
判りづらいですが、半分通した状態です。
長いほうのイグサを引っ張ります。片花結びという結び方だそうです。
しっかり結んだら完成です。
結び終わった笹団子を蒸し器に入れ、20分間蒸して完成です。

完成

半生種法での笹だんごの完成です。
笹だんご (全蒸し)の作り方

今回、笹だんご (半生種)を作るにあたって、新潟県妙高市 わがやのレシピと食文化さんを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。

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