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ミッシュブロートの作り方


ライ麦パンを作る時は酸味のあるサワー種を使う事が多いですが、手軽に手に入るドライイーストでも美味しく出来ます。前回は発酵種を使うパート・フェルメンテ法で作ったので(パン・ド・メティユ)、今回はポーリッシュ法で作ってみました。

ミッシュブロート (パン・ド・メティユ)


材料

Baker'%
水種
強力粉 40% 80g
ドライイースト 0.2% 0.4g
40%  80cc
本捏ね
強力粉 10% 20g
ライ麦粉 (中挽) 50% 100g
ドライイースト 0.8% 1.6g
2% 4g
26%  52cc

【関連リンク】
フランスパンのレシピ



工程 ポーリッシュ法

中種
混ぜ合わせるだけ
中種発酵
室温 3時間
冷蔵庫 15時間~
本捏ね ホームベーカリー
5分
一次発酵
30℃ 60分
ベンチタイム
30分
成形
なまこ型
最終発酵 スチーム
30℃ 60分
焼成
余熱 250℃
250℃ 8分
200℃ 20分

ミッシュブロート(パン・ド・メティユ)の作り方

前日に水種を作っておきます。水種の材料を粉っぽさが無くなるくらい混ぜ合わせたら、室温で3時間くらい発酵させます。3時間後、冷蔵庫で15時間以上低温発酵させます。今回は20時間発酵させました。
発酵が終わったら本捏ねの材料と一緒にパンケースに入れ、5分くらい捏ねます。ドライイーストは本捏ね用の水に溶かしてから加えます。捏ね終わったら発酵容器に入れ、30℃で60分くらい発酵させます。
発酵が終わったらベンチタイムを30分くらい取り、生地を休ませます。
ベンチタイムが終わったら、生地を伸ばし好みの形に成形します。今回はなまこ型にしました。伸ばした生地を中央で軽く重なるように折り、重なった部分を中心にして半分に畳みます。綴じ目はしっかり閉じて下さい。ライ麦が多いので強く成形すると、下が割れやすくなりますので、注意してください。
成形が終わったら、綴じ目を下にして発酵カゴに入れます。30℃で60分くらい最終発酵させます。
発酵が終わったら生地をクッキングシートの上に出し、クープを入れます。この生地はフランスパンのようにクープは開かないので、本数を多くして中の水分を飛ばすようにします。250℃で余熱したオーブンで8分、200℃に落として20分くらい焼きます。

完成

ミッシュブロートの完成です。
中はこんな感じです。目がしっかり詰まっていて、ライ麦パン特有のしっとりした舌触りのパンに仕上がりました。
パート・フェルメンテ法で作るライ麦50%のパン、パン・ド・メティユの作り方。同じライ麦50%のパンでも製法や成形が違うと、まったく別のパンになります。色々な製法で食べ比べてみるのもいいかもしれません。

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