大手亡豆(白いんげん豆)を使って、白こしあんを作りました。滑らかでスッキリとした甘さのこし餡なので、どら焼きや羊羹、大福など、色々な和菓子の餡子として使えそうです。
白こしあんの作り方
軽く洗った大手亡を、4~5倍の水に一晩浸けて戻します。 |
翌日、新しい水に変えて、ひと煮立ちさせます。沸騰したらザルに空けてお湯を捨てます。そのあと冷水に浸けて冷まします。 |
豆が冷えたら、薄皮を剥きます。枝豆のようにツルンと剥けます。 |
これは剥いた皮です。面倒ですが、皮を剥いた方が綺麗な色に仕上がります。 |
たっぷりのお湯で、簡単につぶれるようになるまで茹でます。茹で終わったら、煮汁と豆を分ます。煮汁の中で豆を潰すので、捨てないで下さい。。 |
すりこ木棒、またはおたまの裏側を使って、豆をすり潰します。 |
すり潰し終わったら、目の細かい網で濾します。網に残っている豆を洗うような感じで、濾します。残った胚芽や大きな欠片は使わないので捨てます。 |
豆を濾した煮汁を、ガーゼや布巾に入れて優しく絞り、水気を切ります。 |
絞り終わったものが、こちらです。これが生餡になります。 |
生餡の重さを量って砂糖を用意します。生餡に砂糖を加え、弱火で炊いていきます。 |
水分が少なくなり、ポテっと落ちるようになったら火を止めて冷まします。 |
完成
自家製の白こしあんの完成です。 |
備考
白こしあんが作れれば、味噌あん、黄身あん、桜あんと、いろいろなバリエーションが楽しめます。味噌あんは柏餅に使われることが多いです。黄身あんは、ほろりとした生地の饅頭の黄身しぐれに使われます。桜あんは串だんごや羊羹、パンなど様々なお菓子に使われます。白こしあんは濾す手間がかかるので、最初は粒あんを作ってみる方がいいかもしれません。 白粒あんの作り方
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白粒あんの作り方 |
味噌あんの作り方 |