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上新粉で作る、三色団子の作り方

お花見には、やっぱり花見団子!桜色(薄い赤色)・白色・緑色の三食で彩られたお団子です。

三色団子(花見団子)


材料 6本分

上新粉  100g
砂糖 50g
お湯 85ml
25ml
食紅(赤) 少々
乾燥ヨモギ 適量
サラダ油 少々

【関連リンク】
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三色団子の作り方

乾燥ヨモギを水に浸けて戻します。
戻したヨモギをキッチンペーパーで濾し、水気を切ります。乾燥ヨモギはメーカーによって、それぞれ戻し方が違う場合があるので、それぞれの戻し方で戻してください。
上新粉と砂糖をよく混ぜ合わせ、お湯を少しずつ入れながらまとめていきます。
耳たぶくらいの柔らかさになるにして丸めます。
適当な大きさに分け、手のひらで軽く潰して、蒸し器で20分くらい蒸します。竹串で刺してみて粉がついてこなければ蒸しあがりです。平らに伸ばすことで、ムラが無く蒸し上がります。
蒸し上がったら上新粉をボールに入れます。生地がくっつかないように、水で濡らしたすりこ木棒で突いてコシを出します。
すりこ木棒で突きながら、水を数回に分けて加えていきます。触れるようになったら、手でこねます。ここで柔らかさを調節します。
柔らかさを調整したら、細長く生地を伸ばし3等分にわけます。(ピンク、白、緑の三色分)包丁で切る場合は、水でよく濡らしてから使うと、包丁にくっつきにくくなります。
3等分した内の1本を、細長く延ばし、6等分に切り分けます。
切り分けた生地は水に入れて冷やしておきます。
最初に分けた3分の1の生地に、食紅を混ぜてよく練り合わせます。同じ様に6等分にします。食紅を入れる時は、爪楊枝で少しずつ色を見ながら混ぜていきます。
同じように、3分の1の生地に戻したヨモギを混ぜて練り合わせ、6等分にします。
切った生地は水に入れて冷まします。冷めたら水から出して水分を切ります。
水分を切った生地を、水に濡らした指で潰しながら丸い形に整えます。
丸め終わったら竹串に、緑・白・ピンクの順番に刺して完成です。サラダ油を極少量手に塗り、丸め直すとツヤが出ます。

完成

甘さ控えめの柔らかい三色団子の完成です。

備考

上新粉はうるち米を洗浄してから乾燥させ、粉末にしたもので、主に柏餅や草餅、ういろうなどに使われることが多いです。白玉粉やだんご粉で作るよりもしっかりとした歯ごたえのある団子に仕上がります。
三色団子の色には色ごとに意味があります。ピンク色は桜を表していて春を表現しています。白は雪または柚子味にして冬を表しています。緑はヨモギで草木の夏を表現しています。春、冬、夏で秋が無いことから「秋無い」が「飽きない」にかけいるとも言われています。
今回生地を作る時蒸し器で蒸しましたが、蒸し器が無い方はフライパンで代用することもできますが、白玉粉で作る時と同じように、沸騰したお湯に入れ浮いてくるまで茹でるという方法もあります。浮いてきたら火が通った証拠なので、取り出して冷水に入れて冷ましたあと、練って形を整えて下さい。

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