食べれる徳利!お酒を入れて飲み終わった後、炙って食べれるお得な徳利です。いか徳利のお酒を注ぎ入れれば、風味豊かな「いか酒」に大変身!

三陸名物。いか徳利の作り方


材料

イカ 2杯

【関連リンク】
イカのレシピ


いか徳利の作り方

材料のスルメイカ。今回は2杯使って2個の徳利に挑戦です。
水道水で洗いながら壺抜きです。イカの壺抜きとは、足と内臓を取り除いて胴体だけにした状態の事を言います。画像のように胴体に指をかけて足を引っ張ると、ワタ(内臓)も一緒に取れます。
二つに分かれたところの画像です。胴体の中のプラスチックの様な骨(厳密には骨ではないそうですが・・・)も取り除きます。
イカの耳(エンペラ)を取ります。手で引っ張ると胴体に穴が開いてしまうので、包丁を使ってゆっくり切り離しました。
次に皮を剥きます。エンペラを切り取ったところに、爪をひっかけると簡単に剥けます。
皮を全部剥いた状態のイカです。これで準備完了。
まずは表面がべとつかなくなるまで干します。洗濯バサミで先端を挟んで吊るして干しました。エンペラ(耳)がくっついていた部分に、洗濯バサミが当たるようにして挟みます。あとでこの部分を丸めるときに、この向きの方がやりやすいようです。この状態で風通しの良い場所に吊るしておきます。今回は部屋の中で扇風機の弱い風に、3時間程度当てておきました。
表面を触ってもべとつかなくなったら、今度は裏側を干します。イカの胴体を裏返すのですが、イカの先端の方に親指を当てて中側に押し込んでやります。これで簡単に裏返すことができます。
胴体の途中まで押し込んだ画像です。このままどんどん押し込んでやります。
あと2cmほどですべて裏返しになります。
表面だった所はベタベタしなくなりましたが、内側だったところは、まだたっぷり水分が付いています。今度は、この内側だった部分を、べとつかなくなるまで干します。
変な型が付いてしまうので、洗濯バサミは使いません。画像のように太めの棒を入れて干します。たまたまサイズがぴったりだったので、すりこ木棒を使いました。太めの菜箸の後ろの方を使っても良いと思われます。この状態で3時間程度、扇風機の弱い風に当てます。
内側のべたつきもなくなりました。
また、先端に指を当てて中に押し込んで裏返します。(元のイカの状態に戻します。)
外側も内側も程よく乾燥されています。
徳利の口の部分をつくる為に用意したのが、スパークリングワインの蓋(コルク)です。普通のワインのコルクとどっちを使おうか悩んだ末、径が若干大きいスパークリングワインのコルクを使いました。これはどっちでも良いと思います。むしろワインのコルクの方が凹凸がないので使いやすいかもしれません。これの一番太い部分を使いました。
コルクをイカに入れます。入れる方向はコルクの頭の方がイカの中に入る様にです。
コルクの頭の部分にかかるように輪ゴムをかけます。(ちょっときつめにかけた方が後から入れる空気が抜けにくくなります。)この輪ゴムの部分が徳利の首(くびれの部分)になります。
画像では分かりにくいですが、コルクの脇(隙間)にストローを差し込んでいます。そのストローから息を吹き込み、イカを膨らませると徳利の形になります。
最初と同じように、洗濯バサミで挟んで吊るしてこのまま一晩乾燥させます。干している内に、イカから空気が抜けるので、途中何度かストローから空気を吹き込みます。
完全に水分が抜けると固くなってしまって成型できなくなるのでその一歩手前で徳利の形を作ります。かなり水分が抜けてはいますが、まだ弱い力で簡単に変形できます。イカの先端(徳利になると底になる部分)を2cm程度巻き込みます。洗濯バサミで挟んでいるので、平らになっているところを巻きます。
全体像です。輪ゴムを外してコルクも取ります。
次に徳利が立つように底を作ります。使うのは画像のスパチュラです。(ケーキなどを作る特に使う道具でクリームを塗ったりするときに使う道具です)こんな形の物なら何でもOKです。アイス様の大き目のヘラなども良いと思われます。
画像のようにイカの中にスパチュラを入れます。イカ全体の3分の2程度まで入れます。
3分の2程度入れたら左手(利き手じゃない方)で徳利の口とスパチュラを抑えて持ちます。右手(もう一方の手)で画像の様にスパチュラに合わせて指でイカを内側に押し込みます。
スパチュラの位置を90度程度ずらして同じように指でイカを押し込みます。これを繰り返して徳利の底を作ります。
底が出来ました。
これでイカ徳利が立つようになります。ここから完全に水分が抜けるまで乾燥させます。この状態でさらに一日、扇風機の弱い風に当てて完成です。

完成

出来上がりです

今回イカ徳利を作るにあたって参考にさせていただいたのがこちらの動画。これで日本酒を飲むと格別です。