柚子の中身を取り出して柚子釜を作り、甘味噌に胡桃と干し柿を入れ、乾燥させて柚餅子（ゆべし）を作りました。

胡桃入り丸柚餅子の作り方

今回使った柚子です。ティースプーンに乗るくらい、小さな柚子です。

柚子釜を作ります。柚子は水洗いして水気を拭き取ってから、蓋になる部分上から３分の１くらいのところを切り取り、中身をスプーンなどを使って取り出します。

切り取った蓋は、味噌を入れるまで間違わないように、中に入れておきます。

胡桃は500Wの電子レンジで１分くらい加熱してから、粗く刻みます。干し柿は適当な大きさに粗いみじん切りにします。柚子味噌、砂糖を加え欲まで合わせます。今回は、前に作った柚子味噌が残っていたのでそちらを使いましたが、普通の味噌でOKです。その場合、砂糖の分量を調整してください。干し柿や胡桃は無くてもOKです。

混ざり合ったら、５～６割くらい柚子釜に入れます。

柚子の台座をアルミホイルで作ります。

蒸し器に柚子をセットして、中火～弱火の間で２０～２５分くらい蒸します。

火力が強すぎたり、具材を詰め込み過ぎたりすると、爆発してしまいますので、注意してください。

蒸し終わったら、そのまま自然に冷やします。柚子が冷めたら、キッチンペーパーで照る照る坊主を作るようにして包みます。包み終わったら、雨や日光の当らない軒下で１カ月くらい干して乾燥させます。

完成

胡桃入り丸柚餅子の完成です。薄くスライスして食べます。食べると柚子の香りと味が口の中に広がります。

柚子味噌の作り方