レモンペクチン
りんごペクチンの他にも、柑橘系の皮と内袋などでもペクチンは作れます。
りんごペクチンの他にも、柑橘系の皮と内袋などでもペクチンは作れます。
レモンペクチンの作り方
レモンの外皮を薄く剥き、重さを量ります。 |
内皮 (白い部分)を包丁で、削るように取り除きます。 |
レモンを適当な大きさに分け、中心部分を包丁で切り取ります。 |
果実と薄皮・種とに分け、薄皮と種の重さを量ります。 |
鍋にたっぷりの水と外皮入れ、水から茹で沸騰したら茹でこぼします。この作業を3回繰り返します。外皮の苦味を取り除きます。 |
同じ様に、内皮 (白い部分)と薄皮、種も3回茹でこぼします。3回茹でこぼして、内皮を少し食べてみて苦くなければOKです。もし苦かったら、あと数回茹でこぼしをしてください。 |
鍋に、外皮の重さ+内皮・薄皮・種の重さの合計の4倍の水と、外皮の重さ+内皮・薄皮・種の重さの合計の1/3の果汁を入れ、弱火で30~40分茹でます。内皮や薄皮を触ってみて、溶けるようならOKです。※ペクチンを取り出す作業なので、水分は逃げないように、必ず蓋をして煮ます。外皮の重さ=A 内皮 (白い部分)と薄皮、種=B 水=A + B × 4倍 果汁=A + B ÷3 |
ペクチン液をザルや漉し布などを使い、漉します。漉す時に絶対に絞らないでください。絞ると苦味が出てしまいます。 |
漉し終わった液がペクチン液になります。 |
ちゃんと固まるか確認します。ペクチン液 20ccに砂糖20gを入れ、中火5~10分煮て水分を飛ばします。 りんごペクチンと同じやり方です。 |
水分を飛ばしたペクチン液を器に入れ、冷蔵庫に入れて1時間くらい冷やします。冷えたペクチン液の固まり具合を確認します。固いようでしたら、使うときは 少な目に入れます。緩い場合は多めに使う必要があります。どちらにしても、使うときは固まり具合を見ながら調整してください。 |
完成
レモンペクチンの完成です。りんごペクチンは、しっかり絞っているので、りんご味がそのまま残っていますが、レモンペクチンは絞っていないので、味も香りも少なくクセのないペクチンに仕上がりました。 |