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料理のあれこれ・粉寒天について

粉寒天について

サイト内の調味料の換算表に記載している粉寒天についてですが、当サイトでは小さじ1を1gと表記しています。
様々なサイト様を見ると小さじ1=2gと記載されているページもあります。
数字だけ見ると倍も違うのですがどちらが正しいのでしょうか?・・というお問い合わせをいただきました。
結論から言うと、どちらも正しく、寒天を粉にした場合の、粒子の大きさ(小ささ)で小さじ1当りの重さが変わってきます。
粒子が大きくなると一粒一粒の間に隙間が出来、全体の体積が大きくなります。
そのため、重さを量ると、粒子が大きいほうが軽くなります。

2種類の粉寒天の写真を比較のため、用意しました。

写真左側が伊那食品工業様のパパ寒天、右側が同じ伊那食品工業様の寒天クックという商品です。
どちらも小さじ1(すり切り)の量を皿に取った写真です。
写真をよく見るとわかると思いますが、左のパパ寒天のほうが粒子が粗くなっています。
画像は用意しませんでしたが、重さを量ると左側が0.9g、右側が2.0gという重さになりました。

換算表の表記に注釈など、書き込めば良いのですが、粉物については、製粉の仕方(粒の大きさ)によって微妙に比重が変わってきます。ですので換算表はあくまでも目安として使用していただければと思います。

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