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干物の燻製(太刀魚の燻し焼き)

熱燻で作る太刀魚の干物燻製

食べたことのない魚でしたが干物になった太刀魚をスーパーで発見しまして、燻したらきっときれいな金色に変わるだろうと思いチャレンジしてみました。
完成は思った通りの金色、そして味も申し分なく美味しくできたと思います。




材料

太刀魚の干物 3切れ

必要なもの
スモークチップ さくら
スノーピークスコンパクトスモーカー

コンパクトスモーカーを使った熱燻法
風乾燥1時間
燻製時間5分





太刀魚の干物燻製を作ります

パック詰めされた太刀魚の干物です。この状態で売られていました。

すでに塩が振ってありますし、干物なので乾燥も済んでいます。

燻製

パックから取り出したら表面には水滴がついていますのでキッチンペーパーで拭き取ったら、網の上に並べて風乾燥です。
水分をとばしつつ常温に戻します。
急ぐ場合は扇風機を使っても良いと思います。

これから急激に熱をかけるのですが、温度差で必ず結露がおきます。
表面に水分が多いとエグミが強く出る原因になりますので、少しでも温度差を小さくして結露を少なくできればと思い、常温に戻しています。
(とはいえ、結露は必ずおきますので燻煙途中に水分を拭き取る作業をする場合もあります)
使用した燻製器はスノーピーク社製のコンパクトスモーカーという製品です。
コンパクトスモーカーにスモークチップをセットしコンロの火にかけます。
火は強火です。この状態でチップから煙が上がるのを待ちます。

今回はスモークチップにザラメをスプーン1杯混ぜてみました。
ザラメを使うと色づきが良くなり青魚などを燻すと皮がとてもきれいな色に変わります。
直ぐにチップから煙があがってきますので、中火に切り替えて太刀魚の干物をセットします。
※火力が弱すぎるとチップから煙がでなくなってしまいますので注意して見守ったほうが良いと思います。
煙の状態を身ながら火力を調整すると良いと思います。
後はスモーカーに蓋をして5分ほど待ちます。
(太刀魚の焼け具合によりますので時間は5分とは限りません。)

厚みのない魚ですので長時間燻すのは厳禁です。
時々蓋を開けて太刀魚の火の通りを確認しながら燻すと良いと思います。


燻煙途中に燻製器の蓋を開けてみました。
銀色だった太刀魚の表面が金色に変わってきています。
結露も大したことがないようです。このまま蓋を戻して焼き上がりを待ちます。
焼きあがりました。
燻製の色も良くついています。

完成

器に盛った太刀魚の燻製を箸でほぐしています。
しっかり燻製の色がついています。

これは絶品、美味しくいただきました。

下準備無しの簡単燻製ですがほぼ失敗なしのおすすめ食材です。

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