朝鮮飴は熊本県の伝統菓子、求肥飴です。グミのようなもちもち感があり、素朴な味わいが特徴的なようです。
朝鮮飴の作り方
容器に霧吹きで水をかけ、片栗粉が付きやすいようにします。 |
片栗粉をまぶします。コロンとした四角い飴にしたかったので、このようにしましたが、求肥餅のような薄い形でよければ、バットに片栗粉を少し厚めに引くだけで大丈夫です。 |
もち粉、砂糖、オレンジジュースを鍋に入れ、よく混ぜ合わせてから弱火で温めていきます。焦げ付きやすいので、常にかき混ぜながら加熱します。 |
もち粉に火が通り、餅のように粘りが出てきたら、砂糖を2回に分けて入れます。入れた砂糖が溶けて混ざり合ってから、次の砂糖を入れてください。 |
砂糖を入れ終わったら、火を止め水飴を加えます。水飴の色が茶色いのは、自家製の麦芽水飴を使ったからです。 |
水飴を入れ終わった状態です。良く伸びるようになりました。 |
容器に流し入れて、冷やして固めます。 |
食べやすい大きさに切り分けます。 |
完成
オレンジ味の朝鮮飴が完成しました。 |
備考
朝鮮飴って、朝鮮から伝わって来たから、その名前がついたのかと思っていたのですが、加藤清正と言う人が、が朝鮮に出兵する際に、兵糧として持ち込んだことから「朝鮮飴」と言われるようになったそうです。加糖清正は城造りの名人で、名古屋城の城造りにも参加していた人です。 今回オレンジジュースで味付けをしましたが、本来はもち米、水飴、砂糖、水だけで作ります。朝鮮飴は大福などの皮に使われる求肥の一種なので、作り方も似ています。牛乳や別のジュースを使えばいろいろな味の朝鮮飴が楽しめます。 |
求肥・羽二重餅の作り方 |