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牛もも肉の塩釜焼きの作り方

牛もも肉の塩釜焼き

塩釜焼きとは食材を塩で包んで焼き上げる調理法で、この方法で鯛などの魚を焼く料理が有名ですが、今回はダッチオーブンを使ってローズトビーフの材料と同じ牛のもも肉を塩釜焼きしてみたいと思います。

ブラックペッパーがたっぷりかかった牛もも肉の塩釜焼をスライスしています。


材料

牛もも肉 約600g
ブラックペッパー 適量
2.5Kg
卵白 4個分

使用した道具
ダッチオーブン12インチ
焚き火台
炭火

下火 弱火
上火 強火
ここで言う下火とは、ダッチオーブンを下から熱する時の火力を指します。上火とは、その名の通り、ダッチオーブンの蓋に炭を乗せて上から熱する時の火力を指しています。
焚き火台で炭火を起こして少しの炭火の上にダッチオーブンを乗せて、その蓋の上に多めに炭火を乗せました。

ロースト時間25分

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牛もも肉の塩釜焼き

牛もも肉にブラックペッパーをたっぷり振りかけて塩釜焼の準備をしています。オーストラリア産の牛もも肉です。これで約600gほどの大きさです。
全体的にまんべんなくブラックペッパーを振りかけておきます。かなり多めに振り掛けました。
塩と卵白をボールに準備しました。塩2.5Kgと卵白4個分です。
今回使った卵はSサイズでした、MやLサイズの卵なら3個良いように思います。
塩の入ったボールに卵白を流し込んでいます。塩と卵白を混ぜます。
卵白と塩を混ぜ合わせて握ってみて固まるか確認しています良く手で混ぜ合わせます。
シャリシャリとした独特な感触ですが、写真のように握って軽く固められる程度になればOKです。

作り方の手順

12インチのダッチオーブンを使用しています。
まず、ダッチオーブンの底にアルミホイルを敷きます。これは焼いた塩がダッチオーブンに、こびりつくのを防ぐためで敷かないで焼くと後で焼きついた塩がなかなか取れずに苦労します。アルミホイルの上に肉を乗せる為の塩のベッドを作ります。厚さは1.5~2cmくらいです。
塩のベッドの上に牛もも肉を乗せます。
肉を包むように塩を上から乗せて形を作ります。
肉を包み終わった画像です。
焚き火台に炭火を用意します。
下からの火力は超弱火で良いと思います。なべの底は直接塩と素材に触れていますので、弱い火力でも十分に熱が伝わります。
下は弱火にし、ダッチオーブンの蓋に乗せる炭は少し多めにし強火にしました。直接素材に触れていない分、上からの火力を強めにしています。
この状態で25分間焼きました。
25分後です。
この時点で塩はカチカチに固まっています。肉の焼けている良いにおいもしています。
ダッチオーブンを火からおろして蓋を外した状態で30分~1時間ほど放置します。
ローストビーフもそうなんですが、肉が熱いうちに切るとうまみの入った肉汁が流れ出てしまうそうで、すこし置いて冷ましてから切ったほうが良いそうです。
1時間後です。
塩をトンカチで割ってみました。なかなかいい感じに焼けた牛もも肉が出てきました。
塩釜から取り出した肉です。
周りについている塩は払い落としました。そうしないと食べるときかなり塩辛くなります。

完成

スライスしている所です。
もう少しレアな感じがあっても良かったかな?というところですが、まずまずの仕上がりだと自己満足しています。


今回25分間加熱しましたがもっと短い時間でもよかったかなと思います。塩釜焼は焼いている最中の肉の状態を確認することができませんので何度か作ってみて経験を積まないとちょうどよい焼き具合にするのは難しいかもしれません。
思ったほど塩辛くもなく、適度な塩加減に仕上がっています。
この時は4人で食べましたがビールのつまみとしてあっという間になくなってしまいました。

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