がめ煮は、九州地方の代表的な郷土料理で、その他の地域では筑前煮と呼ばれています。鶏肉・根菜類などを油で炒め、醤油やみりんなどで甘辛く煮た料理で、正月料理や精進料理としてよく振る舞われます。
材料
鶏モモ肉 1枚 |
300g |
人参 1/2本 |
50g |
ゴボウ 1/2本 |
50g |
椎茸 |
2個 |
こんにゃく 1/2枚 |
100g |
蓮根 |
70g |
里芋 |
100g |
水煮筍 |
700g |
絹さや |
5枚くらい |
水 |
600cc |
ダシの素 |
4g |
醤油 |
70㏄ |
みりん |
70㏄ |
砂糖 |
大さじ1 |
酒 |
50㏄ |
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筑前煮の作り方 (がめ煮)
蓮根は皮を剥いて乱切りにし、酢水に浸けおきます。蓮根はアクが強く、空気に触れると酸化して褐変するので、酢水に浸けて変色防止します。酢水は水500ccに小さじ1の酢を入れます。 |
牛蒡も皮を剥き、乱切りにして水に晒してアク抜きをします。 |
こんにゃくは手で契り、たっぷりのお湯で1~2分くらい下茹でします。下茹でをすると臭みが取れ、味が染みやすくなります。また、歯ごたえも良くなります。 |
絹さやも熱湯に入れ、数秒くらい軽く茹でます。 |
里芋は泥を洗い流して、皮を付けたまま15分くらい茹でます。柔らかくなったら水に浸けて、冷めてから皮を剥きます。剥いた里芋は乱切りにします。 |
絹さやを引き上げたら、一口大の大きさに切った鶏肉を入れ、表面が白くまで火を通してすぐに引き上げます。湯通しすることで、アクが出にくく、臭みも取れます。 |
火の通りの遅い野菜から先に煮ていきます。別の鍋に水600ccダシの素、ゴボウ、乱切りにした人参、蓮根を入れて、柔らかくなるまで煮ます。 |
根菜が柔らかくなったら、残しておいたこんにゃく、椎茸、鶏肉、筍、里芋を加えます。調味料の醤油、みりん、砂糖、酒を加え味を整え10~15分くらい煮込みます。煮込み終わる少し前に絹さやを加えます。 |
完成
筑前煮 (がめ煮)の完成です。 |