ベーコンエピ
麦の穂のような形に仕上がることからエピ(穂)と呼ばれるフランスパンです。これにベーコンを挟み込んだものをベーコンエピというのだそうです。
ベーコンエピの作り方
材料を混ぜ合わせる
生地を捏ねる
発酵と形成
完成
麦の穂のような形に仕上がることからエピ(穂)と呼ばれるフランスパンです。これにベーコンを挟み込んだものをベーコンエピというのだそうです。
材料
【関連リンク】
・フランスパン生地のレシピ一覧
・ベーコンの作り方
・パンのレシピ一覧
強力粉 | 140g |
薄力粉 | 60g |
水 | 130㏄ |
ドライイースト | 2g |
塩 | 4g |
モルトパウダー | 0.4g |
ベーコン | 3枚 |
黒コショウ | 適量 |
【関連リンク】
・フランスパン生地のレシピ一覧
・ベーコンの作り方
・パンのレシピ一覧
ベーコンエピの作り方
材料を混ぜ合わせる
強力粉、薄力粉、モルトパウダーをボールにとり、良く混ぜ合わせる。 |
粉の中央を窪ませて水を注ぎ、ドライイーストを入れ、イーストと水をなじませながら周りの粉を少しずつ混ぜ合わせていきます。 |
ひとかたまりになるまでボールの中で混ぜ合わせます。 |
生地を捏ねる
手の付け根(足で言うとかかと?)で手前奥に向かって伸ばすように押す。 |
伸びた生地を奥から手前に折りたたんで、向きを変えて同じ伸ばし方をします。 これを約2分(50回) |
塩を加えてさらに5分(100回)伸ばしてたたんで、を繰り返します。 (強く力を込めて捏ねなくて良いです。) |
捏ねあがったら生地を丸めて発酵されます。 発酵時間は70分です。 |
発酵と形成
1次発酵 生地が2.5~3倍になります。 フィンガーテストで生地の状態をチェックしよければ次の工程に進みます。 |
生地のガス抜きをした後、三分割し、20分ベンチタイムをとります。 |
形成 22~23センチの細長い楕円形に生地を伸ばし、ベーコンを乗せて、黒コショウを振り掛けます。 ※ベーコンの作り方 |
奥からベーコンを包むように生地を折ります。 |
反対側からも生地を折り、中心で奥から折り返した生地と合せます。 この時点ではまだベーコンは折られていません(平らなままです) |
さらに奥と手前から二つ折りにし、継ぎ目をしっかりととじて形を整えます。 ※ここで初めて中身のベーコンが折り曲げられます。 |
生地がダレ無い様に、さらし等の布を用意し、小麦粉をふった後にのせて生地を抑えます。(布とりというそうです。) ※継ぎ目が下です。 布の両端は洗濯バサミで押さえています。この状態で最終発酵させます。30度で約40分。 |
発酵が終わったらクッキングシートに生地を移動し、はさみを入れます。 生地の底ギリギリまで切り込み左右交互に振り分けていきます。 ※生地の継ぎ目は必ず下になるようにしてください。 |
オーブンを220度で余熱しておきます。 霧吹きをして200度20分焼き上げます。 |
完成
完成です。 オーブンの中にもたっぷり霧吹きをして焼き上げました。 |
フランスパンの種類 Wikipediaより引用
- バゲット(baguette 杖、棒) - 細めの棒状パン。重さ250g長さ60~70cm前後。
- バタール(batard 中間の) - バゲットとパリジャンの中間に位置する。重さ250g長さ40cm前後。
- パリジャン(Parisien パリっ子) - 重さ400g長さ68cm前後と太めの棒状パン。山崎パンのフランスパンの製品名にもなっている。
- ドゥ・リーブル(deux livres 2ポンド) - 太長のパンで重量感がある。重さ850g長さ55cm前後。
- フルート(flute 楽器のフルート) - フルートのように細長い。重さ200g長さ60cm前後。
- フィセル(ficelle 紐) - 紐のように細い。重さ125g長さ60~70cm前後。
- ブール(boule 丸、ボール) - ボール状の中型パン。フランス語の「ブーランジェリー(パン屋)」の語源となっている。
- パン・ド・カンパーニュ(田舎パン) - ラグビーボール状のパン。大きめに焼かれ、精製度の低い小麦粉を使うことが多い。
- エピ(穂) - バゲット、フルートなどで深いクープ(切れ目)を入れ、麦の穂のような形の焼き上がりになるようにしたもの。
- シャンピニョン(champignon マッシュルーム) - 上に円形の「頭」がある、きのこ状のパン。
- クーペ(coupe 切られた) - 約20cmの紡錘形。焼成前にナイフで一本の長い切れ目(クープ)を入れる。
- フォンデュ(fendu 双子または「スリットが入った」) - ブールの中央にくびれを入れたパン、クーペと違いクープは入れない。
上記の様に一口にフランスパンと言ってもその形状から種類は様々有ります。
家庭用のオーブンで作れるのは、そのサイズからクーペ、ブール、そしてぎりぎりバタールかと思います。
ただ、この大きさにこだわる必要も無いと思いますので、オーブンの大きさに合わせた大きさで作れば良いと思います。