パン・オ・ヴァン・ルージュは、赤ワインで作るパンです。フランス語で「Vin(ヴァン)」はワイン、「Rouge(ルージュ)」は赤と言う意味です。本当はレーズンを使いたかったのですが、残っていた自家製ドレンチェリーがあったので、そちらを使いました。赤ワイン生地とすごく相性が良かったです。
焼き上がり 約350g 1個
Baker'% | ||
強力粉 | 63% | 126g |
薄力粉 | 27% | 54g |
全粒粉 | 10% | 20g |
ドライイースト | 0.8% | 1.6g |
塩 | 2% | 4g |
赤ワイン | 67% | 134cc |
発酵種 | 20% | 40g |
胡桃 | 20% | 40g |
ドレンチェリー | 30% | 60g |
準強力粉を使う場合は、90%=180g
【関連リンク】
・フランスパンのレシピ
・さくらんぼのレシピ
工程 パート・フェルメンテ法
発酵種 1~3日前
捏ね→発酵→低温熟成
本捏ね オートリーズ
5分→発酵20分→5分
一次発酵 2倍
30℃ 60分
ベンチタイム
20分
成形
俵型
最終発酵 スチーム
35℃ 35分
室温 オーブン余熱時間
室温 オーブン余熱時間
焼成
余熱 250℃
250℃ 10分
220℃ 7分
200℃ 5分
250℃ 10分
220℃ 7分
200℃ 5分
パン・オ・ヴァン・ルージュの作り方
赤ワインをひと煮立させ、アルコールを飛ばしてそのまま冷まします。 |
今回はレーズンの代わりに、自家製ドレンチェリーを使いました。レーズンを使う場合は、ひと煮立させた赤ワインに20分くらい浸けて柔らかくし、キッチンペーパーで水分を拭き取ってから使ってください。その場合、赤ワインを分量より少し多めにしてください。 ドレンチェリーの作り方 |
チェリーは好みの大きさに切ります。生胡桃は160℃で余熱したオーブンで5~6分焼いて冷まし、手で好みの大きさに砕いておきます。 |
ホームベーカリーのパンケースに、発酵種と材料を入れ5分捏ねます。発酵種はフランスパンと同じ材料を捏ねて発酵させた物を、冷蔵庫で熟成させておいたものを使いました。捏ね終わったらそのまま、ホームベーカリーの中で20分くらいそのまま生地を休めます。20分後、再度5分くらい捏ねます。 |
捏ねあがった生地を分量外の強力粉をふった台に出し、適当な大きさに伸ばします。胡桃とチェリーを散りばめ、クルクルと巻き込みます。巻き終わったら、三つ折りにして、油脂を塗った発酵容器に入れ、30℃で2倍の大きさになるように発酵させます。 |
発酵が終わったら、分量外の強力粉をふるった台に出し、丸め直して20分くらい生地を休ませます。生地はボールや濡れ布巾などを被せて、乾燥させないようにしてください。 |
ベンチタイムが終わったら楕円形に伸ばし、三つ折りにします。 |
綴じ目をしっかりと合わせ、カゴなどに入れます。生地に直接触れないようにして固く絞った布巾を被せて、35℃で35分発酵させます。35分後オーブンから生地を取り出し、250℃で余熱開始します。その間、生地は室温で発酵させておきます。 |
発酵が終わったらクッキングシートに取り出し、焼き目を抑えるための強力粉を、軽くふりかけます。あとはクープを入れ250℃で10分、220℃で7分、200℃で5分くらい焼きます。最初の10分はオーブン機能のオーブンと過熱水蒸気のハイブリッドで焼いています。機能がないオーブンの場合は、オーブン内に霧吹きで蒸気を加えるか、お湯などをおいて高湿度になるように工夫してください。 |
完成
全粒粉入り赤ワインパン(パン・オ・ヴァン・ルージュ)の完成です。 |
胡桃とドレンチェリーがいい感じに入っています。食べる時は薄く切って、少しオーブンで温めて食べると美味しさがUPします。クリームチーズとも相性がいいです。 |