ポルトガルの伝統菓子の一つ、ボーロレイ(Bolo Rei)は、クリスマスイブから王様の日とされている1月6日まで、買い足しながら食べる重めのパンです。ボーロレイは「王様のケーキ」という意味だそうです。王冠の宝石のように、砂糖漬けされたフルーツを、たくさん散りばめて焼いた、お菓子のようなパンです。
材料
Baker'% | ||
強力粉 | 100% | 100g |
パネトーネマザー粉末 | 7% | 7g |
砂糖 | 25% | 25g |
塩 | 1.5% | 15g |
無塩バター | 35% | 35g |
卵黄 | 20% | 20g |
牛乳 | 51% | 51cc |
ドライフルーツ | ||
生地用 | 50g | |
洋酒 | 大さじ1 | |
飾り用 | 適量 |
【関連リンク】
・菓子パンのレシピ
・クリスマスのレシピ
工程 ストレート法
捏ね ホームベーカリー
5分→バター→10分
フルーツ→2~3分
フルーツ→2~3分
一次発酵 1回目 2倍
30℃ 90分
一次発酵 2回目
30℃ 40分
ベンチタイム
15分
成形
丸型
最終発酵 スチーム
30℃ 60分~
焼成
180℃ 20分
ボーロレイの作り方
お好みのドライフルーツにラム酒やブランデー、キルシュなどの洋酒を加え、混ぜ合わせます。 |
耐熱容器に入れ、サランラップをかけずに、500Wの電子レンジで2分加熱します。レンジから出したらよく混ぜて、そのまま余熱で表面の水分とアルコールを飛ばします。電子レンジが無い場合は、前の日から漬けておくといいです。 |
パン生地をホームベーカリーで作ります。今回はパネトーネマザーで作った本格パネトーネと同じ生地にしました。パネトーネマザーが無い場合は、ドライイースト版の生地と同じ配合にしてください。捏ね終わったら洋酒漬けにしたドライフルーツを加え、さらに1~2分捏ねます。生地が出来たら一次発酵させます。 |
発酵させている間に、飾りのドライフルーツの下処理します。ドレンチェリー、レモン、みかん、アンゼリカの表面に付いている砂糖を、熱湯をかけて洗い流し、水気を切ります。 |
一次発酵が終わったら、軽く丸め直してベンチタイムを取ります。ベンチタイムが終わったらリング状に成形します。今回35cmくらい長さの長方形に伸ばしてから生地を丸め、棒状にした両端を繋ぎ合わせてリング状にしましたが、バターが多い生地なので繋ぎ目がくっつきにくかったので、生地の中心に指で穴を開け、広げた方が楽に成形できると思います。成形が終わったら30℃で最終発酵させます。 |
最終発酵が終わったら、溶き卵を表面に塗り、飾りのドライフルーツを乗せます。180℃で余熱したオーブンで20分くらい焼きます。 |
完成
ボーロレイの完成です。 |
成形の時に、生地を触り過ぎてちょっと目が詰まってしまいました。 |