ヨモギは色々な効能があって、ハーブの女王とも言われています。独特な香りと、ほろ苦い味はどちらかと言うと大人向きだと思います。粉末にされたヨモギ粉なら、食べやすくいつでも春を感じることが出来るので、あると意外と便利です。今回は少し塩気のある生地と合わせて、一口ちぎりパンにしてみました。

工程

ヨモギちぎりパンの作り方

ホームベーカリーに材料を入れ、生地コースで１５分くらい捏ねます。捏ね終わったら生地を乾燥させないようにして、大体倍の大きさになるくらいまで発酵させます。

発酵が終わったら、生地を軽く丸め直してガス抜きをして、２５分くらい生地を休ませます。この時も乾燥させないように、ボールを被せたり、固く絞った布巾などを被せるなどしてください。ベンチタイムが終わったら、直径が２８センチくらいの円形になるように、麺棒などを使って生地を伸ばします。伸ばした生地は、ピザカッターやスケッパーなどで１６等分になるようにカットします。

切った生地を内側に向かってクルクルと巻き取り、油脂を塗った型に並べ入れます。生地を入れ終わったら３０℃で最終発酵させます。

最終発酵が終わったら、余熱したオーブンで焼きます。今回は艶出しとして、表面に薄く牛乳を塗ってみました。

完成

ヨモギちぎりパンの完成です。ヨモギ粉を戻さずそのまま入れたためか、少し水分が足りなくて固いパンになってしまいました。あと５～１０㏄くらい増やしても良かったかもです。

中の様子です。締まった感じが分かると思います。