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杏の種から作る、杏仁豆腐の作り方

杏仁豆腐 (杏の種)

あんずのシロップ煮で残った種で、とろとろの杏仁豆腐を作りました。少量の種でも濃厚な杏仁豆腐が出来ました。

杏の種から作る、杏仁豆腐の作り方


材料

杏子の種 10個
200cc
牛乳  250cc
生クリーム 50cc
砂糖 35g
粉ゼラチン 5g
粉ゼラチン用 水  大さじ2
粉寒天 1g
クコの実 適量
シロップ 適量

棒寒天の場合:1/8本
糸寒天の場合:3~4本

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杏仁豆腐の作り方 (杏の種)

杏は水でキレイに洗い、キッチンペーパーや布巾などで水気をキレイに拭き取ります。杏の種を取り出します。まず、杏の筋に沿って種に当たるように包丁を入れます。そのまま種に包丁を当てたまま、くるりと杏を一周させます。切れ目を真ん中にして、杏を両手で包むようにもって、ビンの蓋を開けるようにひねります。パックリと2つに割れたら、スプーンで種をえぐり取ります。
果実は杏のシロップ煮に使います。
これが杏の種です。桃に種に似ています。
ノミを使って、横半分に割ります。
綺麗に半分に割れると、簡単に取れます。綺麗に割れないと、取り出すのがちょっと面倒になります。中の白いのが杏の仁です。
種から取り出した仁を、薄皮を剥ぎやすくするために、一晩水に浸けます。
容器に大さじ2の水を入れ、粉ゼラチンをふやかしておきます。粉ゼラチンに水を加えると、ゼラチンが浮いてしまってムラやダマが出来やすくなります。なので、容器に水を入れてから粉ゼラチンを、水面全体にムラ無く振り入れた方が、ダマになりにくいです。また、粉ゼラチンは、メーカーによってふやかす必要が無いものもありますので、その場合はこの肯定は必要ありません。
ミキサーに水200ccと薄皮を剥いた杏仁を入れ、1分くらいミキサーを回して杏仁を砕きます。
漉し布に粉砕した杏仁を入れ、しっかり絞ります。
鍋に牛乳、生クリーム、砂糖、粉寒天、そして絞った杏仁を入れ中火で沸騰直前まで温め、火を止め少し冷まします。
牛乳の粗熱がとれたら、ふやかしておいたゼラチンを加え溶かします。ゼラチンは温度が高くなると、凝固力が弱くなります。ゼラチンを溶かすのに最適な温度は、50~60℃くらいがいいようです。
ゼラチンが溶けたら、ゆっくりかき混ぜながら、さらに粗熱を取ります。粗熱を取ってから冷やした方が、生クリームが分離しにくくなります。
粗熱取れたら、水で濡らしておいた容器に入れ冷やし固めます。
冷やしている間に、シロップを作ります。鍋に水と砂糖を1:1の割合で入れ、ひと煮立ちさせて砂糖を溶かします。砂糖が溶けたら、そのまま冷やします。乾燥のクコの実を使う場合、冷ましている途中のシロップの中のに入れておくと、シロップが冷める頃に柔らかくなっています。

完成

杏仁豆腐の完成です。切るにはギリギリの固さで作っていますので、容器に入れてスプーンで食べた方がいいかもしれません。切ってシロップの中に入れて食べるなら、粉寒天の量を2~3gにした方がいいかも?です。
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