フワッと膨らんだ生地の中に、カスタードクリームや甘いホイップクリームを入れて作られている、フランスの焼き菓子のシュークリームの皮を、パンの上に塗って焼いてみました。中にはシュークリームと同じようにカスタードクリームを入れてあるので、パンとシュークリームの中間のようなパンに仕上がりました。
材料
Baker'% | ||
強力粉 | 100% | 100g |
ドライイースト | 1.5% | 1.5g |
スキムミルク | 3% | 3g |
砂糖 | 20% | 20g |
塩 | 1.5% | 1.5g |
無塩バター | 10% | 10g |
卵 | 10% | 10g |
水 | 52% | 52cc |
カスタードクリーム | 120g | |
シュー生地 | ||
薄力粉 | 45g | |
無塩バター | 35g | |
砂糖 | 2g | |
卵 | 84g | |
牛乳 | 35g | |
水 | 35g |
【関連リンク】
・菓子パンのレシピ
工程 ストレート法
捏ね ホームベーカリー
10分→バター→10分
一次発酵 1回目 2倍
30℃ 90分
一次発酵 2回目 2倍
30℃ 30分
分割
4個
ベンチタイム
15分
成形
丸型
最終発酵 スチーム
35℃ 40分
室温 予熱時間中
室温 予熱時間中
焼成
180℃ 15~20分
シュークリームパンの作り方
カスタードクリームを30gずつ4個分用意します。今回は市販のカスタードクリームを使いましたが、卵と薄力粉、砂糖があれば簡単に作る事も出来ます。自家製カスタードクリームの作り方 |
ホームベーカリーでパン生地を作ります。捏ねる時間やベンチタイムの時間が少し変わりますが、配合はメロンパンと同じですがので、ここでは作り方を省きます。生地を捏ねベンチタイムが終わったら分割し、分けておいたカスタードクリームを包んで最終発酵させます。クリームの包み方は、あんぱんと同じ要領で包みます。 |
生地を最終発酵させ、終わり10~15分くらい前になったらシュークリームの皮を作り始めます。シュークリームの皮は作ってから時間が経つと膨らみにくくなるようなので、なるべくロスタイムの無いようにします。鍋に薄力粉と卵以外のシュー生地の材料を入れ、沸騰寸前まで加熱させ、砂糖とバターを溶かします。 |
沸騰寸前になったら火を止め、ふるいにかけておいた薄力粉を一気に入れます。 |
ヘラで素早く混ぜ合わせます。粉っぽさが無くなったら溶き卵を2~3回くらいに分けて加え、その都度しっかり混ぜ合わせます。溶き卵を入れた直後は混ざりにくく、分離したような感じになりますが、混ぜていくとちゃんとまとまっていくので大丈夫です。今回卵の分量が中途半端な量なのは、パン生地に使った卵の残りとSサイズの卵を使ったので、この分量になりました。なので、LLサイズの卵を使用する場合は、薄力粉やバターなどの分量を替えて作ると無駄にならないと思います。 |
卵を混ぜ合わせ終わって、上から生地を落とした時に、3秒くらいかけてぽってりと落ちるような感じに仕上がると思います。 |
最終発酵が終わったパン生地に、出来立てのシュー生地をムラのないように乗せます。今回は絞り袋に丸口の金口を使って生地の上に塗りましたが、道具が無い場合は、透明なビニール袋に入れて、角をハサミでカットして絞り袋の代わりにしてみてください。柔らかい生地なので多く乗せると流れ落ちてしますので、気を付けてください。 |
完成
シュークリームパンの完成です。焼き色が付きやすいので、焼き時間は注意してください。 |
断面図です。 |