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花びら餅の作り方

花びら餅

花びら餅 (菱葩餅)はピンク色の餅もしくは求肥と、甘く煮たごぼう、甘辛い味噌餡を求肥で包んだものです。

花びら餅 (菱葩餅)


材料 直径 約9cm 5個分

白玉粉 50g
砂糖 20g
水飴 10g
 100cc
味噌餡 50g
食紅 (赤)  少々

ゴボウの蜜煮
ゴボウ 長さ 11cm 1本
砂糖 50g
50cc

【関連リンク】
ゴボウのレシピ
白玉粉のレシピ
大福・餅のレシピ



花びら餅の作り方 

1日目 ゴボウの蜜煮を作ります。
ゴボウは皮をむき、求肥を型抜きする大きさより長めに切り、太さ4mm角に切ります。
切ったゴボウは曲がらないようにタコ糸で縛り、水に晒して1時間くらいアク抜きをします。
アク抜きしたゴボウを、縛っていたタコ糸を外しし、歯ごたえが残るくらいの固さまで下茹でし、ザルにあげます。
鍋に水 50ccを入れ砂糖を煮溶かし、下茹でしたゴボウを入れ火を止め一晩そのまま浸けておきます。
2日目
一晩浸けておいたゴボウを一旦取り出し、蜜を沸騰させます。
沸騰した蜜にゴボウを戻し、火を止めそのまま冷やします。
冷えたらゴボウをザルにあげ、余分な蜜を切っておきます。
ゴボウの蜜煮の完成です。
味噌餡を作り、個数分丸めておきます。
白漉し餡に砂糖を加え、温めてトロミが出たら味噌を加え、好みの固さまで練り上げて完成です。
求肥を作ります。
バットやクッキングシートの上に、片栗粉もしくはコーンスターチをまぶしておきます。
耐熱容器に白玉粉を入れ、ダマが出来ないように水を少しづつ入れ、白玉粉を溶かします。
かなりサラサラした状態になります。水の量を少なくするとコシのある求肥になります。
水に溶けた白玉粉の中に砂糖を入れ溶かします。
容器にサランラップをして、電子レンジで2分加熱します。
2分後の状態です。半透明になっています。
水に塗らした木べらでよく混ぜ、さらに、サランラップをして1分加熱します。
全体が透明になりました。ここで熱いうちに水飴を加えます。
水飴を加えた直後は分離したようになりますが、力よく混ぜていくと元に戻ります。
ひとまとまりになった求肥を片栗粉の上に出し、上からも軽く片栗粉をまぶします。ここまでは大福もちの作り方と同じです。
手にたっぷり片栗粉を付け、叩くようにして求肥を2~3mmくらいの厚さまで伸ばします。
求肥を型抜きします。型抜きは大きめのコップや器などでも代用できます。
型抜きした求肥そのまま冷やしておきます。型抜きして残った求肥でピンクの求肥を作ります。
残った求肥を叩いて、片栗粉を落とし耐熱容器に入れ、サランラップをして電子レンジ (500W)で1分加熱します。
温まった求肥に食紅 (赤)を加え混ぜ合わせます。薄めに色を漬けたので、仕上がりでほとんどピンク色が透けて見えなくて失敗しました。濃い目に色を付けた方が仕上がりがいいようです。
全体に色が付いたら、片栗粉をまぶしたクッキングシートの上に出し、上にも片栗粉をまぶし同じように伸ばします。
冷えたら、先に作った白い求肥より少し小さめに、ひし型や丸型に切ります。ひし型にするつもりが正方形?に・・・
仕上げです。
丸く型抜きした求肥を軽く叩き、余分な片栗粉を落とします。その上に同じように、余分な片栗粉を落としたピンクの求肥、ごぼうの蜜煮、味噌餡の順に乗せ、半分に折り完成です。

完成

柔らかい花びら餅の完成です。プニプニの求肥の食感とゴボウのポリポリ感が堪りません!
上新粉を使って作る、花びら餅 (菱葩餅)の作り方

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