カリカリ梅をカリッと仕上げるにはカルシウムが必要ですが、酢にはカルシウムは少量しか含まれていないので、ちゃんと出来るか心配でしたが、酢の特性である酸性の働きで、美味しいカリカリ梅になりました。
カリカリ梅の作り方
青梅を一晩水に浸けてあく抜きをします。翌日、浸けていた水を捨て、ヘタを取り除きます。ヘタを取り除いたら、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。 |
水気を拭き取った青梅に、塩を付きやすくするために、酢を少し入れ混ぜます。 |
塩を加え、青梅が鮮やかな緑色になるまで、押しつけるようにして揉み込みます。力を入れすぎると、梅にシワが入りやすくなるので、板摺をするようにします。 |
揉み終わったら、消毒をした容器に青梅を入れます。ボールに付いている塩も残さず入れます。残っている酢も加え、軽く混ぜ合わせます。 |
青梅の重さの倍くらいの重石を乗せます。漬物容器を使う場合は、軽くねじを回しておきます。 |
梅酢を上がりやすくするために、翌日から1日に2~3回容器を揺すって上下を返します。1~2週間後、梅酢が上がっていたら完成です。早ければ翌日には梅酢が上がります。 |
完成
カリカリ梅の完成です。甘い梅にしたいときは、にがりで作るやり方を参考にしてください。 |
備考
カリカリ梅を作る方法には、今回のように酢で漬ける他に、卵の殻のカルシウムを利用して作るやり方と、豆腐を固めるときに使うにがりで作るやり方があります。同じカリカリ梅でも、いろいろな作り方があるので、是非試してみてください。 |
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