保存袋なら少量の漬物でも美味しく漬けることが出来ます。赤いカリカリ梅と違って、紫蘇を使わない分、手間も時間も短くて済むのが嬉しいです。
卵の殻でカリカリ梅の作り方
卵の殻を準備します。割った卵の殻は軽く流水で洗います。内側に付いている半透明の薄い膜を、指でつまんで優しく剥がします。上手く剥がれない時は、指の腹で擦ると、ポロポロと取れます。薄皮を剥がしたら、天日干しか、風通りの良い場所に置いて乾燥させます。乾いたらお茶の葉を入れる、便利なお茶パックなどに詰めます。ガーゼなどで包んでもOKです。 |
青梅は水に浸けて2時間くらいおき、アク抜きをします。アク抜きが終わったら爪楊枝などを使い、軸を取り除きます。取り終わったらキッチンペーパーで水分を拭き取ります。青梅にホワイトリカーもしくは焼酎をまぶし、コロコロと転がして表面を濡らします。その後で粗塩を加え、上から軽く押すようにして揉みます。綺麗な緑色になったらOKです。揉み過ぎるとシワの原因になるので気を付けてください。 |
揉み終わったら保存袋に、青梅、ボールに付いている塩、卵の殻を入れます。梅が重ならないように平らに並べ、ストローなどで空気を抜いて真空にします。 |
粗塩で袋が破れやすくなっているので、二重に包みます。あとは冷蔵庫で1週間くらい漬けます。 |
翌日、袋に空気が入っていないか確認してください。閉じ方が緩かったり、きちんと空気が抜けていなかったりすると、袋に空気が入っていることがあります。真空にすることで、味が中に染み込んでいくという浸透圧効果を利用して漬けるので、必ず確認するようにしてください。 |
1週間後、梅から水分(梅酢)がでていたら完成です。今回漬けていたのを忘れて2週間後に取り出しましたが、ちゃんとカリカリとした美味しい梅に仕上がっていました。 |
完成
カリカリ梅の完成です。 |
説明動画も作ってみました。