ネットで多くの人たちが作り方の動画やページを公開している麻薬卵ですが、今回うずらの卵で作ってみました。やはり半熟卵でつくるのが一番美味しいですがおつまみになるように考え、串に刺して燻してみました
材料 うずらの卵20個分
うずらの卵 | 20個 |
醤油 | 100㏄ |
日本酒 | 50㏄ |
みりん | 50㏄ |
長ねぎ | 1/2本 |
玉ねぎ | 1/4個 |
ニンニク(小さめ) | 2片 |
胡麻 | 大さじ1 |
鷹の爪 | 2本 |
胡麻油 | 大さじ1 |
三温糖 | 大さじ3 |
使用した道具
スノーピークコンパクトスモーカー |
スモークチップ(さくら) |
ピートパウダー |
【関連リンク】
・熱燻製のレシピ
・スキレットのレシピ
うずらの麻薬卵
材料です。 うずらの卵はすでに茹でられたものを購入しました。 |
最初に日本酒とみりんをブレンドしたものです。アルコールを飛ばす為電子レンジで温めました。 600Wで2分加熱しました。 温め終わってすぐの状態です。画像ではわかりにくいですが、かなりの湯気が上がっています。そして酒臭いです。 |
加熱した日本酒とみりんが冷めたらうずらの卵以外の材料を全て混ぜ合わせてタレを作りました。 |
タレにうずらの卵を投入します。 |
うずらの卵をタレに沈めます。 卵は醤油に浮いてしまいますが、薬味がたくさん入ったタレですので薬味の下に潜らせることで浮いてこなくなりました。 この状態で翌日まで、約10時間冷蔵庫に保管しておきました。 |
翌日です。 タレの中から卵を取り出します。 |
うずらの卵の表面をサッと洗い流したらキチンと水分を拭き取ってから焼き鳥用の串に刺しました。 |
左側の平たい串が麻薬卵、右の丸い串は普通に醤油で漬けた味付けうずらの卵です。 燻製用の網にならべた所です。 |
燻製。
燻製をはじめます。 今回は熱燻製。熱源はカセットコンロを使います。 |
使用した燻製器はスノーピーク社のコンパクトスモーカーです。 カセットコンロの上に燻製器を乗せたらアルミホイルで作った受け皿をセットしてスモークチップを入れました。 |
今回ピートパウダーも使ってみました。 ピートとは植物が堆積して土の中で炭化したものだそうですが、スモークチップに混ぜて使うと強烈に香りをつけることが出来ます。 ここではSOTO社の製品を使いました。 チップとピートをセットしたらカセットコンロに点火して煙が上がるまで強火で加熱します。 |
画像では良く見えませんが、チップから煙が上がってきました。 コンロに火をつけてから1分程度経っています。 |
燻製器にうずらの卵をセットしました。 |
燻製器に蓋をしたらカセットコンロの火を中火に切り替えます。 そのまま5分待ちました。 5分後に火を消しますが、まだ蓋はあけずにさらに5分待ちます。 (合計10分燻した形ですが、5分だけでも良いかもしれません) |
蓋を開けてみます これで燻煙修了です。 すぐに食べると煙臭くて美味しくありません。 ラップをして翌日まで冷蔵庫に保管しておきました。 |
完成
完成。 最後に麻薬卵のタレをかけたら完成です。 |
うずらの卵で燻製麻薬卵を作るにあたって
麻薬卵は半熟卵を使うのが一般的でとても美味しいものです。ここでは市販のうずらの卵の水煮を使って作ってみます。 市販のうずらの卵の水煮は固ゆでです。これをどう美味しくするか悩みました。 基本的は作りかたは、ヒカキンさんの動画に準じて作ってみました。 お酒のおつまみも意識しましたので食べやすさと見た目の事も考えて焼き鳥風に串に刺してみました。 実験の意味も含めて麻薬卵の漬けダレを使った物と普通の醤油を使った物の2種類作ってみました。 結果は当然麻薬卵のタレで作った方が美味しくできました。 燻製工程は熱燻製で燻しましたが、風味が軽く付く程度で良いはずですので、短時間で燻しています。最後、盛り付けの段階で麻薬卵のタレをかけています。 やってみてわかりましたが、これも美味しくできましたが、美味しさでは普通の卵を半熟に茹でて作る麻薬卵にはかないませんでした。 まだ作っていないので何とも言えませんが、うずらの卵を茹でるところから作れば(半熟にすれば)全く違った仕上がりになると思います。次回チャレンジしてみたいと思います。 そしてどこかの地方の名物に殻付きのうずらの卵を串刺しにして焼いて食べる料理がありました。これも燻しながら焼いたら美味しくなりそうで、次に作る燻製のリストに入れております。 |