フレンチラムラックでハム作り


材料
使用した道具
温燻法です。
温熱乾燥1時間
燻製時間2時間
【関連リンク】
フレンチラムラック | 500g |
ソミュール液 | 約500㏄ |
玉ねぎ | 1個 |
ブラックペッパー | 適量 |
クローブ(ホール) | 5~6個 |
オールスパイス | 適量 |
ガーリックパウダー | 適量 |
使用した道具
ユニフレームフォールディングスモーカー |
サクラのスモークウッド |
東芝電熱器 |
温燻法です。
温熱乾燥1時間
燻製時間2時間
【関連リンク】
フレンチラムラックハムの作り方
材料・下準備~燻製
![]() フレンチラムラックと単にラムラックと呼ばれているものがあります。 どちらも子羊には違いないのですがフレンチラムラックとはロースのあばら骨のついたものを指し、単にラムラックと言われるものは背骨付きの事なんだそうです。 今回ここで使ったのはフレンチラムラックの方です。これを骨1本ずつ切り分けるとラムチョップになります。 |
![]() ソミュール液の量を500ccと記載していますが、ラムラック全体が浸かる量でるので、肉の大きさや使う容器によって量は変わると思います。 ブラックペッパー、オールスパイス、ガーリックパウダー、クローブを一緒に投入します。このスパイス類はお好みですが、ブラックペッパーとガーリックパウダーはは多めに使いました(20振りくらい) 塩漬けの期間は五日間としました。塩漬けの間は冷蔵庫に保管しましたが1日1~2回程度肉の上下を入れ替える様にしました。塩漬け(味付け)が片寄らないようにする為です。 |
![]() ボールに水を張ってフレンチラムラックをその中に投入します。このまま放置することで、塩分の濃い状態から塩を抜いていきます。時々水を交換しながら約8時間塩抜きしました。 塩抜き終了の判断は肉の端を切り取って焼いて味見をします。この時薄味だなと感じるくらいがちょうど良いと思ます。なぜなら、この後の工程で水分が抜けるため、味が濃くなっていくからです。 |
![]() この状態で冷蔵庫に二日間置きました。 |
![]() すぐに煙をかけるのではなく、1時間ほど65前後で温熱乾燥します。 電熱器の上にスモーカーを乗せてスモーカー内を65度にキープするように加熱しました。 |
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![]() さらにスモークウッドに火を点けて投入します。 |
![]() 画像では見えませんが東芝の電熱器を下にセットしています。スモーカー内の温度は65度前後をキープしてスモークウッドが燃え尽きるまで2時間弱燻しました。 |
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![]() 肉を保存袋に入れて出来るだけ空気を抜いて密閉します。 ※保存袋から空気を抜く時はストローで吸い取りました。 |
![]() 画像はありませんがボイルが終ったら冷水に浸けて一気に冷まします。 |
![]() このまま冷蔵庫に半日~1日保管(熟成)させたらカットして食べます。画像はラムラックの表側です。 |
完成
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この燻製に使った道具です
![]() おもに温燻製に使っていますが、適度はサイズで冬場なら冷燻製にも使えるスモーカーです。 |
![]() もっと小さいサイズの商品を使うとユニフレームのフォールディングスモーカーの足の間にセットできるので、それはそれで便利なんですが、この赤い電熱器はフォールディングスモーカー本体をそのまま乗せることができるサイズなんです。 そのおかげで熱源とスモーカーの隙間がなくなり効率よく温めることができるので気に入って使っています。 (まあ好みの問題だと思います) |
![]() これで2時間前後の燻製が可能です。この段ボール燻製のセットに一個だけついてきます。燻製器自体は繰り返し使えますので、スモークウッドだけ買い足すと良いと思います。 |
元々ハムとは豚肉(もも肉)をブロック(塊り)のまま塩漬けして燻製などの加工をした食品の事をいいます。このサイト内でも豚肉でハムを作っていますが、ここではその作り方のまま材料をフレンチラムラックにしてみました。出来上がりはラム特有の濃厚な風味が感じられて美味しかったです。ただ脂とラムの風味が濃厚過ぎる様にも感じました。
ボイルしてあるのでそのまま食べられますが、あらためてフライパンで焼いて食べた方が美味しく感じられました。