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いぶりがっこの作り方

いぶりがっこに挑戦です。

燻した大根を使って作る沢庵です。秋田の名産。本モノのいぶりガッコは4~5日間、しっかり燻した大根を使うそうですが、そこまで長い時間燻し続けるのは結構大変です。ここでは1日6時間燻し、4日間 計24時間燻しました。本物と比較すると燻した時間は大分少なかったですが出来上がりは思った以上にいぶりがっこになっていました。大成功です。


材料

大根 10本
640グラム
210グラム
ザラメ 210グラム

スモークウッド さくら

10℃前後の冷燻法です。
燻製時間24時間

【関連リンク】
燻製のレシピ





大根の燻製

材料の大根です。
沢庵用に干したものを購入しました。
大根の種類はわかりませんが、細長いタイプのものです。

葉っぱがついたまま販売されているものを選び、葉っぱもいっしょに漬けました。しかし葉っぱが無くても問題ない様です

ダンボール燻製器

今回の燻製器はアマゾンのダンボールを使いました。
1つでは大きさが足りないため3個連結して使いました。
(この画像は4個つながってますが、組み立てたら大きすぎたので3個にしました。)
連結した段ボールの内側です。

ダンボールは梱包用のテープで組み立てました。

そして大根を乗せている黒い針金のようなものは丸いプランター用のスタンドです。
ダンボール燻製を釣る時はこのスタンドを良く使っています。

燻製

最初に葉っぱは切り落としました。
この葉っぱは後で使いますので捨てずに取って置きます。
燻煙にはSOTO社のサクラのスモークウッドを使いました。
これ1個で約2時間燻すことが出来ます。
今回の燻煙はこれを12個使って24時間燻しました。
連続で24時間はなかなか厳しいので1日6時間を4日管続けました。
大根の下にブロックを敷いておきました。
ブロックの上にバットを乗せて火をつけたスモークウッドをセットします。
ダンボール箱を上から被せます。
この時、ダンボールが風で倒れたり飛んだりするのを防ぐため、ブロックを重石にしました。

上にも書きましたが1日6時間×4日間 合計24時間燻しました。
24時間燻した後の大根の状態です。

本物のいぶりがっこ作りでは4~5日燻すそうですのでいろはもっと濃い色になると思いますが、ここでは燻煙時間はこれで断念して次の工程に進みました。

ダンボール燻製器

今回の燻製器はアマゾンのダンボールを使いました。
1つでは大きさが足りないため3個連結して使いました。
(この画像は4個つながってますが、組み立てたら大きすぎたので3個にしました。)
連結した段ボールの内側です。

ダンボールは梱包用のテープで組み立てました。

そして大根を乗せている黒い針金のようなものは丸いプランター用のスタンドです。
ダンボール燻製を釣る時はこのスタンドを良く使っています。

いぶりがっこ

調味料の量を決めるため、干した大根の重さを計ります。

10本で4220グラムありました。大根の重さから下記の使用量に決めました。
糠は大根の15%(640グラム)
塩、大根の5%(210グラム)
ザラメ、大根の5%(210グラム)

※塩の量はネットで検索すると3~5%と使用量は幅があります。薄味にしたい場合は3%もしくは4%でも良いと思います。
上記の量の糠と塩、ザラメを良く混ぜ合わせます。
漬物用の樽に糠と塩・ザラメのブレンドを敷き詰めます。
その上に燻した大根をならべました。

今回このままにしましたが、隙間を埋めるために大根を半分にカットしてならべても良いと思います。
ならべた大根の上に糠と塩・ザラメのブレンドを振りかけます。

2段目です。
1段目と同じように大根をならべます。


2段目にも糠と塩・ザラメを振りかけたらもう1段同じことを繰り返しました。


最後に保管しておいた葉っぱを敷き詰めました。

ポリ袋の口を捻じって閉じたら重石を乗せます。


今回使った重石は1個3.5キロ。
3個使いましたので約10キロの重石になります。

このまま2か月冷暗所に保管しておきます。

2か月半経ちました。

恐らく完成しています。

掘り出してみました。
完成です。ついている糠などを水道水で洗い流したらカットして見ます。

完成




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