おぼろ豆腐、汲み出し豆腐 (寄せ豆腐)
木綿豆腐を作る工程の途中で出来る物です。おぼろ豆腐は、豆乳ににがりを入れ固まったばかりの物で、柔らかくて崩れやすい「おぼろげな様子」から「おぼろ豆腐」と言われているようです。汲み出し豆腐や寄せ豆腐は、固まったばかりのおぼろ豆腐を、汁ごと器に寄せたり、汲み上げたりした物です。
木綿豆腐を作る工程の途中で出来る物です。おぼろ豆腐は、豆乳ににがりを入れ固まったばかりの物で、柔らかくて崩れやすい「おぼろげな様子」から「おぼろ豆腐」と言われているようです。汲み出し豆腐や寄せ豆腐は、固まったばかりのおぼろ豆腐を、汁ごと器に寄せたり、汲み上げたりした物です。

おぼろ豆腐、汲み出し豆腐 (寄せ豆腐)の作り方
![]() ※十分に大豆に水を含ませるための時間は、季節によって異なります。夏場で12時間、冬場は24時間を目安にしてください。 |
![]() 左の写真の大豆はまだ十分に水を含んではいませんので、まだ数時間、水にさらします。 右の写真が十分に水を含んだ状態の大豆です。上に書いてある漬け込みの時間はあくまでも目安の時間ですので、実際にはこのように大豆の状態で判断します。 |
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![]() ※豆腐を作った後に残ったものがおからですが、ミキサーで作ったものはどうしても粗引きのおからになります。キメの細かいおからにしたい場合は、すり鉢でこの作業をするといいと思います。 |
![]() ※ここで間違っても味見をしてはいけません。火を通した大豆はとても体に良いと聞きますが、生の大豆は食べるとお腹を壊します。 |
![]() ※とても焦げやすいので木のへらなどで底から常にかき混ぜながら煮ます。 |
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![]() ※おからを使ったレシピ |
![]() ※手で触れる程度まで冷ましてから絞ってもかまいません。 |
![]() ※こちらが今回使ったにがりで、原液タイプです。100mlあたりの成分表示がマグネシウム4600mg、ナトリウム2900mg、カリウム3600mgのものです。一口ににがりといってもかなりの種類が有り、濃度もまちまちで、マグネシウムの量が4000ml~6000ml前後と物によってはかなり違いが有ります。自分の使用するにがりの濃度によって使う量も変わってきますので、使用する量を決めるには多少の経験が必要になります。 |
![]() ※豆腐作りでは温度計は必須です。 |
![]() 家庭用のコンロでは鍋の中を均一の温度に保つのはおそらく不可能だと思いますので、鍋の真ん中が多少温度が高くても仕方がないと、私はあきらめています。 |
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![]() ※もし、ここで透き通った部分が出来なければ、にがりの量が足りないとからだと思いますので、すばやく追加のにがりを準備してください。温度が低くても分離しませんので、温度管理も重要です。 |
![]() ※上澄みを飲んでみて苦ければ、にがりの量が多すぎたのかもしれません。 |
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完成
![]() ※木綿豆腐の作り方 ※絹ごし豆腐の作り方 |