大き目の蕪と脂の乗ったブリをそれぞれ塩で下漬けをしてから、蕪にブリを挟んで麹で漬けました。かぶら寿しは、石川県発祥の寿司料理で、飯寿司系に分類されているようです。飯寿司は、ご飯・米麹・魚・野菜を漬け込んで、乳酸発酵させて作るなれずしの一種です。
材料
鰤 1柵 |
約200g |
蕪 5個 |
約400g |
人参 1/2本 |
50g |
カブ用 塩 |
カブの3% |
ブリ用 塩 |
ブリの10% |
米麹 |
100g |
ご飯 1合 |
170g |
水 |
170cc |
【関連リンク】
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ブリのレシピ
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カブのレシピ
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麹漬けのレシピ
かぶら寿司 (蕪とブリの麹漬け)の作り方
ブリの重さを量り、塩と重石を用意します。 |
ブリと同じ重さの水を保存袋に入れて、重石にします。 |
好みの厚さに切ります。容器の下に塩を少量振ってから、切ったブリを並べます。塩、ブリ、塩と交互に重ねます。重ね終わったら、ラップで中蓋をして冷蔵庫で2週間塩漬けにします |
翌日以降、ブリから出た水分をその都度捨てます。 |
ブリを漬けてから10日後、カブを漬けます。皮を剥き、1センチ幅位に切ったら重さを量って、塩を用意します。 |
カスタネットのように、半分に切れ目を入れます。全部切ってしまわないように、注意しながら切ります。 |
保存袋にカブと塩を入れ振って塩を全体に行き渡らせたら、ストローを使って空気を抜きます。ブリの下漬けが終わるで冷蔵庫においておきます。 |
2週間後。本漬けをします。ご飯とご飯と同量の水を鍋に入れ、弱火で加熱してお粥を作ります。出来たお粥を60度以下にになるまで冷まします。 |
冷めたら一粒一粒バラバラにした米麹を加え、混ぜ合わせます。 |
混ざり合ったら、55~60℃くらいの温度で、5~6時間くらい温めて、発酵させて甘酒を作ります。出来た甘酒は、冷やしておきます。 |
甘酒を作っている間に、下漬けしていたカブをザルに入れて水気を切っておきます。 |
人参は皮を剥き、千切りにします。 |
水気が切れたら、下漬けしたブリをカブに挟みます。 |
保存袋に挟んだカブを並べ入れ、人参と甘酒でカブを隠すようにしたら、空気を抜いて冷蔵庫で2週間熟成させます。 |
完成
かぶら寿司 (蕪とブリの麹漬け)の完成です。 |
説明動画も作ってみました。
作る時は、食中毒(ボツリヌス菌)について十分理解してから、自己責任で調理してください。
今回のかぶら寿司を作るにあたって、氷見じゃんさんを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。