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カリカリ梅の作り方 (卵の殻)


卵の殻を使って作る、カリカリ梅の作り方です。梅の果肉に含まれるペクチンが卵の殻 (カルシウム)と反応して、あのカリカリとした食感になるそうです。

カリカリ梅 (卵の殻)


材料

青梅 500g
50g
ホワイトリカー または焼酎  大さじ1
卵の殻 1個分

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梅干しのレシピ



カリカリ梅の作り方 (卵の殻)

梅を漬ける前に、卵の準備をしておきます。生卵を割り、中身と殻に分けます。卵の殻の内側に張り付いている薄皮を取り、キレイに水で洗って、しっかり乾燥させておきます。指で殻の内側を擦るようにすると、ポロポロと取れます。今回は一晩外に出して乾燥させました。
乾燥した卵の殻は、砕いてお茶パックやガーゼなどに入れて包みます。お茶パックは破れないように、一応二重にしました。
青梅はたっぷりの水に2時間くらい浸け、アク抜きをします。
アク抜きが終わったら、ザルなどに乗せて水気を切ります。
青梅のヘタを竹串や爪楊枝で、皮に傷が付かないように優しく取り除きます。
ヘタを取り除いたら青梅の水分を、キッチンペーパーや布巾などで綺麗に拭き取ります。
水気を拭き取った青梅に、消毒と塩が付き易くなるように、ホワイトリカーまたは焼酎をふりかけます。梅全体にホワイトリカーもしくは焼酎が行き渡るように転がします。
塩を入れ、青梅が鮮やかな緑色になるように、軽く上から押しつけるようにして揉みます。揉み過ぎると梅にシワが入りやすくなるので注意してください。
3分くらい揉んだ状態です。綺麗な緑色になっています。
煮沸消毒した保存容器に半分の梅を入れ、その上に卵の殻を乗せます。
残りの半分の梅と、ボールに付いている塩を入れ、蓋をして冷蔵庫または冷暗所で漬けます。重石はしません。
梅酢を早く出させるため、翌日から数回上下逆になるように回転させます。1週間くらい経って、梅酢があがっていれば完成です。重石をしていないので、梅酢はあまりあがりませんでした。ビンを斜めにしていくらかある程度です。梅酢(白梅酢)とは、塩の持つ浸透と脱水の作用により、梅からでた水分と塩が混ざり合った液体のことです。

完成

カリカリ梅 (卵の殻)の完成です。
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説明動画も作ってみました。

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