ローストポークの燻製
以前ダッチオーブンを使ってローストポークを作ったことがありますが、今回、熱燻製用のスモーカーで燻しながらローストしてみました。
ローストポークを燻製に!
今回のメインの材料、豚もも肉のブロックです。 約320gあります。 |
まずは味が浸みやすいようにフォークを突き刺してみました。 |
ここで塩とブラックペッパーを肉にまぶします。 塩は肉の3%としました。 ブラックペッパーはこんなもんかな~という感じで多めに振りかけました。今回は使っていませんがバーリックパウダーを追加しても良いと思います。 |
スパイスをまぶした肉を保存袋に入れて4時間ほど冷蔵庫に寝かせます。 |
4時間後、冷蔵庫から取り出して1時間ほど室内で常温に戻します。肉を常温に戻してから焼くと火の通りが良くなりムラなく焼けるそうです。 保存袋から取り出した肉をフライパンで焼きます。 焼き方は表面に焼き目が付く程度で全面同じように焼きます。 |
肉の全面に焼き目をつけたらフライパンから取り出しておきます。 |
スモーカーを準備します。 スモーカーの中にアルミホイルで作った受け皿を置きスモークチップ(サクラ)をセットします。 チップから煙があがるまでコンロの火は強火です。 画像は肉から落ちる脂や水分を受ける受け皿を入れるところを撮影したものです。 |
チップから煙があがったら火力を中火に変えて、さきほど焼き目を付けた豚肉をセットします。 |
あとは、スモーカーに蓋をして出来上がるまで待ちます。 このときは20分ほどで完成としました。 実際は完成までの時間は肉の大きさにもよるので、時々スモーカーの蓋を開けて串を肉に刺して中まで火が通ったかどうか確認します。串を指したところから血が出なくなれば完成です。 |
完成です。 しかしすぐにカットはしません。 ローストビーフも熱いうちは包丁は入れないそうですので、ポークではありますが、同じように冷蔵庫に保管して熱を取ってからカットします。 熱いうちに包丁を入れると肉汁が流れ出てしまいますが肉汁=旨味という事でして、冷ましてからカットするとあまり肉汁が出なくなり旨味を逃がさずに済むということの様です。 |
完成
完全に熱を取ってからカットしました。 満足できる仕上がりでした。 |
この燻製に使ったスモーカー(燻製器)
スノーピークのコンパクトスモーカーです。 食材から出る脂や水分が、チップにかかるのを防ぐための受け皿も付属品としてついています。 熱燻製用のスモーカーでとても便利に使わせてもらっています。 |