房切り大根は、大根を蛇腹状に切って干した切り干し大根です。熊本県南阿蘇の方で作られているようです。大根を蛇腹状に切ると乾燥しやすく、細長くなるので狭いスペースでも沢山干せるというメリットがあります。同じ干し大根でも、切り方によって違う名前になるようです。
薄く細長く切って干す=一般的な切り干し大根
縦に8等分に切って干す=割干し大根
大根を蛇腹状に切って干す=房切り大根
房切り大根の作り方
大根を横向きにおき、縦に2~3mmの厚さで、下5mmくらい残して切り込みを入れます。菜箸を添えて切ると、下まで切ってしまう事がなくなります。 |
縦に切れ目を入れ終わったら、大根を上下逆にします。今度は斜めに2~3mmの厚さで同じように切れ目を入れます。 |
切り終わって大根を引っ張ってみると、みるみる伸びていきます。 |
大根を伸ばしてカラカラになるまで乾燥させます。物干しに掛けて干すと、乾燥し易くなります。 |
完成
房切り大根の完成です。 |