市販の塩鮭を使えば、家庭用スモーカーで簡単にホットスモークサーモンが作れます。 このページでは風乾燥の方法、燻製時間、火力、水分を拭き取るコツまで写真付きで紹介しています。
以前SOTOのいぶし銀で塩鮭の燻製を作ってみたことがありました。(いぶし銀で作った塩鮭の燻製)
今回はスノーピーク社のコンパクトスモーカーで燻してみます。
塩鮭の燻製の材料
| 市販の塩鮭 | 3切れ |
塩鮭の燻製に使う道具
| スモークチップ | ウィスキーオーク |
| スモーカー | スノーピーク社コンパクトスモーカー |
| 熱源 | カセットコンロ |
塩鮭の燻製レシピのポイント
塩鮭はすでに塩味がついているため下処理がほとんど不要で、 家庭用スモーカーでも短時間で燻製を作ることができます。 今回紹介する塩鮭の燻製のポイントは次の通りです。
- 市販の塩鮭を使うので下味不要
- 燻煙時間は約12分の簡単燻製レシピ
- 家庭用スモーカーとカセットコンロで作れる
- 燻煙中に表面の水分を拭き取るのが美味しく作るコツ
塩鮭の燻製時間
燻製方法 熱燻製
風乾燥 1時間
燻煙時間12分
燻煙温度100℃~
1:鮭の燻製の作り方
スーパーで購入した塩鮭の切り身です今回は甘口を選んでいます。 |
2:燻製用のロストルに並べて風乾燥します
まずはパッケージから取り出したら燻製用の網に並べます。この状態で扇風機の弱い風に1時間程度あてて表面の水分を飛ばします。 同時に冷蔵庫で冷えていた塩鮭を常温に戻します。 (冷えている状態で火にかけると結露で余計に表面に水分がついてしまうのを少しでも軽減するためです) 熱をかけると必ず鮭の表面に水分がたまりますので燻している間、何回かスモーカーの蓋を開けて鮭の表面の水分を拭き取りました。 水分が多いと煙との反応でエグミが出るので少しでもそれを防ぐためです。 |
3:スモーカーで燻製する
今回使用した熱燻製用のスモーカーです。スノーピーク社のコンパクトスモーカーという製品で、 奥に見えるのが本体で右が蓋、左は肉や魚を燻した時、熱で脂が流れ出した時、スモークチップに掛からないようにする為の受け皿です。 |
カセットコンロに乗せてスモークチップを用意します。アルミホイルで作った受け皿にウィスキーオークのチップを乗せました。 コンロの火力はチップから煙が出るまでは強火です。 |
チップから煙が出てきたら用意しておいた塩鮭をセットします。 |
![]() スモーカーに蓋をしたら火力は中火にします。 この状態で12分の予定で燻します。 途中2回ほどスモーカーの蓋を開けて鮭の表面についた水分をキッチンペーパーで拭き取りながら火の通り具合をチェックしました。 |
4:塩鮭の燻製完成
12分後。完成です。完成までの時間は鮭の大きさ、火力の強さなどで変わりますので、鮭の状態を見ながら燻し時間は決めました。 |
塩鮭を燻製する際のコツ
燻煙時間は短めにする
あまり長い時間燻していると焼けすぎてしまいますので鮭の状態を見ながら燻しています
表面の水分を拭き取り常温に戻しておく
焼き魚ですので熱をかけるとどうしても塩鮭の表面に水滴がついてしまいます。冷蔵庫で冷やされた状態で熱燻製すると急激な温度の変化で結露して多くの水滴が塩鮭の表面につきます。
これを少しでも和らげるために表面を乾燥させつつ常温に戻しておくのがおいしく燻すコツになります
燻す環境に合わせて火力を調整します
今回は気温の低い時期に屋外で燻しています。さらに少し風もありましたのでスモーカーの温度は上がりにくかったです。その為強火寄りの中火で燻しています。
燻煙途中に塩鮭につく水分を拭き取る
事前に塩鮭を常温に戻したとしても急激に加熱しますので表面に水分は必ずつきます。それを少しでも緩和するために燻煙中にスモーカーの蓋を開けてキッチンペーパーなどで塩鮭の表面についている水分を拭き取ります。(擦るのではなく優しく吸い取る感じにして身が崩れないように気を付けました)
燻煙が終わったらすこし休ませる
この塩鮭の燻製は出来立て食べても美味しかったです。
しかし、半日程度休ませてから食べるとさらに美味しくなっていました。
その際は電子レンジで温めて食べるのが良いです。
この熱燻製は日持ちしません
この燻製は焼き魚と同じですので保存は効きません。
ウィスキーオークのスモークチップとは
今回の燻製に使ったウィスキーオークのスモークチップはSOTO社から発売されている製品を使っています。
ウィスキーを熟成させるのに使った樽(ホワイトオークという木材で作った樽)を細かむ粉砕したもので、甘い香りがするスモークチップです。
鶏肉や白身魚によく合うと言われているスモークチップなんだそうです。
今回の塩鮭ですが、鮭は白身魚に分類される魚なんだそうでして、ならばと思いウィスキーオークのスモークチップを使ってみました。
関連リンク(アジや鮭、魚介類の燻製)
動画で見る塩鮭の燻製の作り方
この動画では市販の塩鮭を使った燻製の作り方を紹介しています。 風乾燥の方法やスモーカーへのセットの仕方、燻煙中に表面の水分を拭き取る様子など、 塩鮭を美味しく燻製にする手順を実際の作業を見ながら確認することができます。
動画のポイント
- 塩鮭を燻製する前の風乾燥の様子
- スモーカーに塩鮭をセットして燻煙する手順
- 燻煙途中で表面の水分を拭き取る作業
- 完成した塩鮭の燻製の状態
よくある質問
塩鮭は塩抜きした方がいいですか?
市販の塩鮭はそのまま燻製にできます。今回は塩抜きをせずに作っています。
塩鮭は風乾燥した方がいいですか?
はい。約30分~1時間ほど風乾燥すると表面の水分が減り、煙が付きやすくなります。常温に戻すことで加熱時の結露も抑えられます。
塩鮭の燻製時間はどれくらいですか?
今回のレシピでは約12分燻しています。ただし鮭の厚みや火力によって変わるため、火の通りを確認しながら調整してください。
燻煙中に水分を拭き取るのはなぜですか?
加熱すると結露で表面に水滴が出てきます。水滴が多いと煙の影響でエグミが出ます。その為途中でキッチンペーパーで優しく拭き取ると仕上がりが良くなります。
塩鮭の燻製は保存できますか?
このレシピは熱燻で火を通した焼き魚と同じため長期保存には向きません。冷蔵保存し、できるだけ早めに食べてください。
まとめ
塩鮭はすでに塩味が付いているため、 下処理が少なく初心者でも簡単に燻製を作ることができます。 家庭用スモーカーでも短時間で作れるおすすめの燻製レシピです。 表面の水分を拭き取りながら燻すことで エグミが出にくくなります。 燻煙後に半日ほど休ませると、 さらに味がなじんで美味しくなります。
スーパーで購入した塩鮭の切り身です
まずはパッケージから取り出したら燻製用の網に並べます。
今回使用した熱燻製用のスモーカーです。
カセットコンロに乗せてスモークチップを用意します。
チップから煙が出てきたら用意しておいた塩鮭をセットします。
12分後。完成です。