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燻製ペペロンオイルの作り方



材料
乾燥唐辛子 約50本
オリーブオイル 約500cc

使用した道具
フォールディングスモーカー
サクラのスモークウッド
ピートパウダー


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燻製唐辛子でペペロンオイルの作り方

まずは唐辛子を割りました。
1~2センチの長さで輪切りにしました。
(この形の方が煙がしっかりつくだろうとの考えからです。)

10本程度はカットせずそのままの形で使います
(これは見栄えの為)

種もそのまま燻しています。

唐辛子の一番からい部分って種がくっついている白い部分なんだそうです。乾燥するとその白い部分から辛みが種を含む全体にまわっていくのだそうです。



燻製に使った容器は”フルイ”です。

種などがこぼれない容器にちょうどよかったです。
スモーカーにセットした状態です。

このままサクラのスモークウッドで2時間燻しました。

今回のスモークウッドです。
SOTOさんから発売されているさくらのスモークウッドです。
スモークウッドの上にはピートパウダーを乗せています。


今回は唐辛子の乾物なので腐敗の心配もないためスモーカー内の温度は気にせずに燻しました。
外気温20度前後の日でしたが、スモークウッドから出る熱もありスモーカー内は常時50度弱といった感じでした。



燻製が終了したら容器に移します。
容器(瓶)の口が狭いので漏斗を使いました。

漏斗に唐辛子を入れる時、ただ入れても瓶に落ちていきませんので箸をつかってつつくようにして瓶の中に押し込みました。
オリーブオイルを流し込んでいる画像です。

オリーブオイルを満タンに入れたら、そのまま一ヶ月程度保管しておきます。

完成

燻製ペペロンオイル
一ヶ月程度たったら完成です。

ペペロンチーノを筆頭に様々な炒め物に使いました。

燻製ペペロンオイル作成に使った道具

ユニフレームのフォールディングスモーカーFS-600。
主に温燻製で使いますが、冬場は冷燻製のスモーカーとしても使います。
現在我が家のメインのスモーカーです。
SOTOから販売されている桜のスモークウッドです。
これで2時間前後の燻製が可能です。



スモークウッドの上に乗っているのがピートスモークパウダーです。

ピートとは泥炭の事。泥状の炭の事を指すそうです。沼地で植物が分解されずに堆積して出来るもので一番有名なのはスコットランド北部でとれるもの。ウィスキーを作る時麦芽を乾燥させるときに使うそうです。その強烈なスモーキーフレーバーが燻製にも用いられています。

以前作ったペペロンオイルはすぐに使いたかったのでオリーブオイルを加熱して作りましたが、今回は加熱せず一ヶ月ほどじっくりと唐辛子を漬け込んで作りました。
しかも漬け込む前に唐辛子を温度低めの温燻製で燻しています。
仕上がりはほんのり燻製風味のきいたペペロンオイル。
がっつり燻製の風味を付けたい場合はオリーブオイルも燻しちゃえば良いと思います。この場合、オイルは冷薫でも温度低めの温燻製でもOK。

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