Home > 燻製 > 温燻 >

凍みこんにゃくの燻製

凍みこんにゃくの燻製

一旦凍らせると弾力が出て肉の食感のようになるのは皆さんご存知と思います。今回はその凍みこんにゃくに味付けして水分を抜きながら燻してジャーキー風にしてみました。

凍みこんにゃくの燻製


材料

こんにゃく 1丁
つきこんにゃく 一袋
麺つゆ 150cc
300cc
ガーリックパウダー 小さじ1
すりおろし生姜 小さじ1
ブラックペッパー 小さじ1
鷹の爪 スライス 小さじ1

必要なもの

スモークウッド さくら

50℃前後の温燻法で作ってみました。
燻製時間120分

【関連リンク】
燻製のレシピ
玉ネギのレシピ
にんにくのレシピ




燻製凍みこんにゃくの作り方

材料の普通のこんにゃく1丁とつきこんにゃく一袋です。

つきこんにゃくとは糸コンや白滝よりは太いもので、ところてんの様に専用の器具で突いて作る四角い棒状のこんにゃくの事です。

最初に凍みこんにゃくを作ります。

普通のこんにゃくは5ミリ程度の厚さでスライスします。

今回はまっすぐスライスしましたがそぎ切りにしても良いと思います。

※余談ですがこんにゃくも豆腐と同じように1丁、2丁と数えるんだそうです。
こちらはつきこんにゃく。

袋から取り出したらそのまま使います。
こんにゃくの臭みを取る為、5分ほど茹でます。
茹で終わったこんにゃくは保存容器に入れて冷凍します。

スライスしたこんにゃくとつきこんにゃくを分けていますが、ここでは分けずに冷凍しても問題ありません。
後で味付けの為、一緒に茹でますので・・・・。

この状態で蓋をして冷凍庫でしっかり凍らせます。
2日後、冷凍庫から取り出し、自然解凍します。

味付けと風乾

3倍に薄めた麺つゆで味付けの為に茹でます。

ガーリックパウダー、すりおろし生姜、ブラックペッパー、鷹の爪(スライス、種も一緒に)もここで投入します。
5分程度茹でました。
火を止めた後は落し蓋をして冷ましながら味をしみ込ませます。
この状態で冷蔵庫に一晩おきました。
こんにゃくをザルに取り、水気を切ります。
バットに広げたらキッチンペーパーでしっかり水分を吸い取ります。

かなり強く上から押すように絞りながら水分を取ります。


こんにゃくを網に並べたら1時間程度風乾です。
こちらはつきこんにゃく。

目の細かい網に並べて風乾します。

燻製

今回のスモーカーは
ユニフレームのコンパクトスモーカー600

スモーカーにこんにゃくをセットします。
使ったのはさくらのスモークウッドです。

バーナーでしっかり点火します。
これ1個で約2時間燻すことができます。
燻煙中のスモーカー内の状態です。

今回熱源は使っておらず、スモークウッドから出る熱だけですがスモーカー内の温度は50度前後で推移していました。
燻製終了です。

水分が抜けて見た目もだいぶ縮んでいます。

保存袋に入れて半日程度 煙の風味をなじませてから食べます。

完成

完成です。
つきこんにゃくは、その細さからスルメのような食感になりました。

かなりスパイシーな味付けになっていてとっても美味しかったです。

燻煙時間や温熱乾燥など少し手順は違いますが、説明動画も作ってみました。


Home > 燻製 > 温燻 > 凍みこんにゃくの燻製



Return to page top