Home > 燻製 > 温燻 >

塩麹ベーコンの作り方

塩麹でベーコン

前回はソミュール液を使ってつくりましたが、今回は味付けのベースに塩麹を使ってみました。

塩麹ベーコン


材料

豚バラブロック 1kg
塩麹 230g
三温糖 30g
ブラックペッパー 5g
オールスパイス(無くても可) 2g
セージ(無くても可) 1g
ガーリックパウダー 3g
好みのスパイス 適量

スモークウッド さくら

70℃前後の温燻法で作ってみました。
燻製時間3時間

【関連リンク】

豚肉のレシピ



塩麹ベーコンの作り方

スーパーで購入した豚バラブロックです。
これで約1kgあります。

下ごしらえ&塩漬け

フォークを肉の表面に突き刺したくさんの穴を開けます。
味がしみこみやすくなります
今回の塩漬けに使用した材料です。
左の画像(上)が今回使用した塩麹(市販の製品です)。
右の画像(下)で一番量の多いのが三温糖、そこから右回りにガーリックパウダー、セージ、ブラックペッパー、オールスパイスです。
保存袋にばら肉とスパイス類、塩麹を投入し、良く混ぜあわせ、擦りこむようにし密閉し、冷蔵庫に保管します。
期間は5日間としました。1日1回~2回上下ひっくり返してなるべく塩漬けが均等になる様にしました。

塩抜き

5日間たった後、保存袋から取り出し、肉についているスパイスを洗い流します。
その後、水に浸けて塩抜きです。ボールにばら肉を入れ水道水を少しずつ流しながら塩抜きしました。
塩抜きの時間は7時間ほどでした。
塩抜き終了の判断は味見で決めます。
味の確認は肉の端を少し切り取り、焼いて味見をしました。

この後水分が抜けてその分味が濃くなりますので、この時点では薄味になる様にすると良いと思います。

風乾

塩抜きが終わったら風乾(脱水)の工程に移ります。

冬の気温と湿度の低い時期なら水分を飛ばすため、風通しの良い場所に豚バラをぶら下げて風に当てて干しますが、今回は夏に近い季節でしたのでピチットシートを使いました。
写真は豚ばら肉をピチットシートに包み、輪ゴムでしっかりとめた場面です。

この状態で二日間冷蔵庫に保管です。
2日後の豚ばら肉の状態です。

このピチットシートの良いところは短時間で脱水が進むことと、包んでいる肉の表面が乾きすぎて硬くならないところです。
今回も脱水が進んでいますが肉の表面は硬くなっていません。
この後、燻製器にセットし燻します。

燻製

風乾が終わったらやっと燻製工程です。
使用した燻製器はユニフレーム社のフォールディングスモーカーです。
画像は燻製器内に豚バラをぶら下げた状態の画像です。
使用した桜のスモークウッドと東芝の電熱器です。

スモークウッドだけでは70度まで温度は上がりませんので、電熱器との組み合わせで温度調節します。

完成

2時間後の写真です。
この後、再度ピチットシートに包んで冷蔵庫に2~3日保存(脱水・熟成)します。
3日後です。これで完成です。

スライスしてみました。

Home > 燻製 > 温燻 > 塩麹ベーコンの作り方



Return to page top