灰 (木灰)を使った、ワラビのアク抜き方法です。薪ストープとかを使っていた時代は、手軽に手に入るものでしたが、あまり見かけなくなりました。なので、我が家ではバーベキューなどで使った、炭の燃えカスを保存しておくようにしています。
材料
ワラビ 1束 |
200~250g |
灰 |
50g |
熱湯 |
1リットル |
【関連リンク】
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ワラビのレシピ
灰でワラビのアクを抜く方法
ワラビは穂先部分を取り除き、根元の方を1cmくらい切り落とします。穂先は食べられますが、アクが強く食べた時ボソボソするので、我が家では取り除いています。 |
穂先を取り除いたら、タライや鍋に入るように、穂先を揃え、根元の方を切って長さを調整します。ワラビの切り口に灰を付けます。 |
容器にワラビをあまり重ならないように並べ入れ、残っている灰を上に振りかけます。 |
沸騰させたお湯を、熱いままワラビにかけます。 |
ワラビが浮いて来ないように、重石を乗せて一晩おきます。我が家では皿を重石代わりに使っています。 |
翌日の様子です。水が黒く変色していました。 |
黒くなった水を捨て、ワラビを流水で軽く洗ってから綺麗な水に替え、1~2日くらい晒して苦みを取り除きます。1日1回綺麗な水に取り替えてください。晒していた水が黒くならなくなり、食べてみて苦みなければ、アク抜き終了です。 |
完成
あとは好みの長さに切れば、お浸しの完成です。 |
備考
えぐみや苦味のあるワラビは、アク抜きをする必要があります。アク抜きの方法はいくつかあります。今回のように灰を使う方法意外に、重曹・小麦粉・もみ殻などの方法があります。
重曹でアク抜きをすると、ワラビが柔らかくなってしまったり、苦味が抜けていなかったりと、意外と失敗する事が多くて、今は親から教えてもらった灰を使う方法でアク抜きをしています。アク抜きをしっかりして美味しいワラビ料理を楽しみましょう。 |
重曹を使ってアクを抜く方法 |