鮭とば
秋鮭に塩で味をつけ、干すとできる鮭とばです。鮭とばはお酒のおつまみにもってこいの珍味です。噛めば噛む程、旨味がでてきます。
はらこや白子がお腹に入っている脂ののりが薄い鮭で作るのが良いそうです。
秋鮭に塩で味をつけ、干すとできる鮭とばです。鮭とばはお酒のおつまみにもってこいの珍味です。噛めば噛む程、旨味がでてきます。
はらこや白子がお腹に入っている脂ののりが薄い鮭で作るのが良いそうです。

・塩鮭を使った簡単な鮭とばの作り方
・鮭とばを燻してみました。
鮭とばの作り方
![]() これはオスでしておなかには白子が入っています。 もう1尾用意しておりまして、そちらはメス、筋子が入っております。 メスのほうは新巻きサケにしてみました。 ※新巻きサケの作り方は別記事になります。 |
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![]() 鮭の白子の竜田揚げの作り方 鮭の白子のガーリック炒めの作り方 |
![]() 最初はスプーンで大雑把に削って細かいところは指でこするように取りました。 |
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![]() 手で引っ張りながら包丁で根元をカットしています。引きちぎっても良いと思います。 |
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![]() この重石は鮭の形にぴったり合うように変形してくれるので均一に圧をかけることができると思います。 今は初冬の寒い時期です。屋外は天然の冷蔵庫状態ですので、ベランダに保管しておきました。 画像では1個写っていますが袋を2個使って鮭全体の乗せるようにしました。 |
1週間後
![]() たわしを使って鮭の表面をよく洗いながら塩を流しました。 |
![]() 写真ではわかりにくいですがキッチンのシンクに水を張ってその中に鮭を浸けておきました。 |
翌日
![]() 吊るすための紐を通します。片側のエラから紐を入れ、口から出します。 |
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![]() 新巻き鮭はこのまま1週間~10日程度干したら完成です。 |
3~4日後
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![]() (あとで尻尾のところに紐を結んでつるして干すために、身を切り離しません。) |
![]() こちらもしっぽのところまで包丁を入れますが、身は切り離しはしません。 |
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![]() ここでよくある鮭とばの形に形成します。 |
![]() ※画像はこの時のものではなく以前作った時のものです。 |
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![]() 表面がべたべたしなくなりました。 この調子で脱水していきます。 |
完成
![]() これで完成としました。 こちらは今回作ったものです。縦にカットしたものです。 |
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![]() 食べるとき千切りやすいです。 |
![]() この食べ方が一番おいしいかもしれません。 |
![]() 山形青菜の作り方 鮭茶漬けとして食べるのもお勧めです。 |
説明動画も作ってみました。
鮭とば作りについて
ここでご紹介している鮭とば作りは鮭を丸ごと1本使っていますが、そもそも鮭を丸ごと1本手に入れるのはなかなかハードルが高いかもしれません。 しかも気温が低い時期限定になってしまいます。海沿いの乾燥した浜風がいつも吹いているのが理想的な環境なんですが、この鮭とばを作ったのは内陸の浜風のない場所で作っています。 条件の一つ、気温の低さは問題がありませんでしたので、干し始めの最初の内は扇風機を使って風を当てる工夫もしてみました。 そして塩漬けに1週間程度時間をかけていますが、それも面倒に思われるかもしれません。 そこで、塩鮭の切身を使った作り方や、半身で販売している鮭を使って作ってみた事もあります。 特に塩鮭の切身で作るとばは作り方がとっても簡単で、美味しく作ることが出来ました。もし興味のある方は是非チャレンジしていただければと思います。 ![]() |